内容説明
ぼくのおばあちゃんはキックボクシングせかいおばあちゃんきゅうチャンピオン。トレーナーのおじいちゃんといっしょにまいにちまいにちれんしゅうです。でも、あるひおじいちゃんがびょうきになってしまって…。
著者等紹介
ねじめ正一[ネジメショウイチ]
1948年東京都生まれ。処女詩集『ふ』(櫓人出版会)で第31回H氏賞受賞。初めての小説『高円寺純情商店街』(新潮社)で、第101回直木賞受賞。『ひゃくえんだま』(鈴木出版)で第4回けんぶち絵本の里びばからす賞受賞。『まいごのことり』(佼成出版社)で第15回ひろすけ童話賞受賞。『荒地の恋』(文藝春秋)で第3回中央公論文芸賞受賞。『商人』(集英社)で第3回舟橋聖一文学賞受賞。小説、詩集、エッセイ、絵本、児童書など多方面で活躍中
山村浩二[ヤマムラコウジ]
1964年愛知県生まれ。短編アニメーションを多彩な技法で制作。『頭山』でアニメーション映画祭の最高峰アヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、第75回米アカデミー賞にノミネートされる。『カフカ 田舎医者』でオタワ、シュトゥットガルトほか7つのグランプリを受賞。絵本作家、イラストレーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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papapapapal
29
キックボクサーのおばあちゃんとトレーナーのおじいちゃんって!とツッコミを入れながら読み始めたけど、夫婦愛、家族愛に溢れた熱〜いお話♪ 言葉の語呂やテンポが良く、楽しく読めてユーモアたっぷり! ファイティングシーンは迫力があり、たいそうシーンはかなりかわいく…やっぱり山村浩二さんの絵は最高!!2021/04/02
Kumiko
25
面白かったです!こどもたちは「あいうえおたいそう」にハマり、何度もそのページを開いていました。おじいちゃんではなくおばあちゃんがキックボクサー。おじいちゃんはそのトレーナー。病気で倒れても、退院したらまたすぐトレーナーに復帰し、おばあちゃんのトレーニングを支えて…夫婦愛、家族愛が見え隠れする素敵なお話でした。2016/10/09
たまきら
20
娘さんが表紙借り。えっ!ねじめさん?キックボクシングって、あはは。じいちゃんばあちゃんの愛がすごく素敵でにっこり。オタマはわらいっぱなしでした。2017/09/26
かおりんご
19
絵本。図書館の『敬老の日』コーナーにおかれていました。ちょっとパワフルなおばあちゃん。愛するおじいちゃんを見守るため、テントを張るのがすごいなぁ。泣きはしませんが、こういう元気なおじいちゃんおばあちゃんのお話もいいかも。2017/09/10
おはなし会 芽ぶっく
16
おばあちゃんがキックボクサーって!それも世界おばあちゃん級チャンピオンって!設定から惹かれたけれど、夫婦愛・家族愛のおはなしはステキだわ。2022/06/01