出版社内容情報
お年寄りばかりの夏祭りをもりあげるために友里たち小学生4人組が奮闘する中で、人の輪の大切さに気づいていく物語
学校の授業のボランティアでお年寄りが多く住む地域・木目木団地のお祭りを手伝うことになった、友里、サキラ、玲子、吉田。リーダーになったおとなしいレイコちゃんが、けがをしたゲンさんにかわって豆腐の配達を手伝いたいと言い出すが、グループの足並みはそろわない。サキラちゃんが「やりたい人がやればいい」といい、自己主張ができない友里も配達をさぼってしまう……。
お祭り成功に向けてがんばる4人が、友だちとの関わり方や人の輪の大切さに気づいていく物語。
【著者紹介】
長野県に生まれる。小学校の教員を経て、作家となる。2009年、『合い言葉はかぶとむし』(ポプラ社)でデビュー。著書に『星おとし』(文研出版)がある。現在、小学校と中学校で非常勤講師として勤務。中学校では理科を教えている。埼玉県在住。2児の育児に奮闘しながらも、日々創作活動に励んでいる。
内容説明
友里は、同じクラスの玲子ちゃん、サキラちゃん、吉田といっしょに、学校のボランティアで、ひとり暮らしのお年よりの多い団地の夏祭りを手伝うことに。「たいへんそうだから豆腐の配達も手伝いたい」といいだす玲子ちゃんと、「知らないおじいさんの手伝いなんてしたい?」というサキラちゃんのあいだで、友里の気持ちはゆれうごいて…。
著者等紹介
宇佐美牧子[ウサミマキコ]
長野県に生まれる。小学校の教員を経て、作家となる。2009年、『合い言葉はかぶとむし』(ポプラ社)でデビュー。現在、小学校と中学校で非常勤講師として勤務。中学校では理科を教えている
小栗麗加[オグリレイカ]
神奈川県に生まれる。セツ・モードセミナー卒業。在学中に水彩連盟展入選。“若い女性賞”“男子専科賞”“装苑賞”受賞。銀座三愛宣伝部勤務後フリーに。児童書の挿し絵・装画作品を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。