出版社内容情報
フランスの日本人学校から転校してきたユキちゃん。
新しい学校での最初の日、「フランス語、しゃべって!」「トレビア~ン!」と、かってに盛り上がるクラスメイトになじめず、「だれともはなさない」と心にきめてしまいます。
「ユキちゃんって、なんかえらそうにしてる」・・・だれかがいいだしたそのとき、「みんな、そんなこというな!」と声をあげてくれた男の子がいました。その子が帰り道、ユキちゃんに教えてくれたこととは?
『おこだでませんように』『メガネをかけたら』の絵本作家・くすのきしげのりと、『この世界の片隅に』の漫画家・こうの史代という注目のコラボレーションで、転校生のゆれる心を描きます。一歩を踏み出す大切さや、優しくできることの「カッコよさ」を感じる絵本です。
【著者紹介】
1961年徳島県生まれ、鳴門市在住。小学校教諭を経て、絵本や児童文学を中心とする創作活動を続ける。『おこだでませんように』(絵・石井聖岳/小学館)で、第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞。主な作品に『メガネをかけたら』(絵・垂石眞子)『やめろ、スカタン!』(絵・羽尻利門/いずれも小学館)、『ええところ』『へなちょこ』(絵・ふるしょうようこ/学研)、『ともだちやもんな、ぼくら』『ええことするのは、ええもんや!』(絵・福田岩緒/えほんの杜)などがある。
内容説明
わたしはユキ。フランスからかえって、にほんのがっこうにてんこうしてきた。フランスでは、おともだちがたくさんいた。にほんでもおともだちができたらいいな…。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年徳島県生まれ。小学校教諭を経て、絵本をはじめとする児童文学の創作を続ける。『おこだでませんように』(絵・石井聖岳)で、第2回JBBY賞バリアフリー部門受賞
こうの史代[コウノフミヨ]
1968年9月広島県広島市生まれ。漫画家。1995年『街角花だより』でデビュー。主な作品に『夕凪の街 桜の国』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞受賞作)『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作/以上いずれも双葉社)、『ぼおるぺん古事記』(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞作/平凡社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆのん
詩 音像(utaotozo)
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たまきら