ことばはともだち にげだした王さま

宮下 すずか【作】/石川 日向【絵】

くもん出版（2013/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 63p／高さ 21cm
• 商品コード 9784774322131
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

“王”の文字は、いつも「王さま」とよばれるので、自分がえらいと思って、いばっています。ところが怒ったほかの文字たちが・・・。

【著者紹介】
長野県安曇野市生まれ。明治大学卒業。学術書の出版社に勤務し、活字の不思議な世界を知る。「い、ち、も、く、さ、ん」で「第21回小さな童話大賞」大賞受賞（毎日新聞社、2004年）。『ひらがなだいぼうけん』（絵・みやざきひろかず、偕成社）で「第19回椋鳩十児童文学賞」受賞（2009年）。その他の作品に『あいうえおの せきがえ』（絵・いとうのぶや、くもん出版）、『カタカナダイボウケン』『すうじだいぼうけん』（いずれも絵・みやざきひろかず、偕成社）がある。

内容説明

本の中の文字たちは、よるになると本からぬけだしてきては、あさになるともどっていきます。あるよる、いばりんぼうの王の文字にがまんができなくなったほかの文字たちは…ことばと文字をめぐる、ふしぎで楽しい物語シリーズ！小学校低学年から。

著者等紹介

宮下すずか［ミヤシタスズカ］
長野県安曇野市生まれ。明治大学卒業。学術書の出版社に勤務し、「い、ち、も、く、さ、ん」で「第２１回小さな童話大賞」大賞受賞（毎日新聞社、２００４年）。『ひらがなだいぼうけん』（偕成社）で「第１９回椋鳩十児童文学賞」受賞（２００９年）

石川日向［イシカワヒュウガ］
１９６８年東京生まれ。玉川大学文学部卒業。ｅ‐ｓｐａｃｅ、日本児童出版美術家連盟各会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

１年生のひとり読みにいいかな？いばりんぼうの『王』が逃げ出して『玉』『犬』『雨』が追いかける。途中で『王』が１本ずつ外れると違う漢字になるのもいい。

2019/05/29

[遠い日]

「ことばはともだち」シリーズ。点があるかないかで、漢字の意味も読みも異なってくる。そこから、けんかが勃発だ。ユーくんにほめられた王さまは、点のある「玉」や「雨」や「犬」をバカにしてみんなにとっちめられ、逃げ出す。てんやわんやの追跡劇のどたばたの中で、気づいていくこと。子どもたちも自分の身に引きつけて読むと思います。

2021/04/03

[Sayaka]

小1長女が漢字を習い始めたのでちょうど良かった。点や線がが無くなると意味が変わってしまう漢字。のび太がよくのび犬って書いてるドラえもんのネタをようやく理解したらしい。

2017/09/18

[おひさま家族]

小３、小１息子読み聞かせ。いばりんぼうの「王」の字が逃げ出した。それを追いかける玉、犬、雨の字たち。漢字を習い始めた１年生むけ。

2017/03/12

[EcoNa]

＝個人読書＝　下の娘に読ませる前に母も♪1年生の時に読ませた方がよかったかな～　その後、妹も一気に読んでいました。

2019/12/26