内容説明
みなさんは海にすむ魚のくらしと一生を知っていますか。この本は、イワシとサンマ、アジ、サバなどの身近な魚を中心に、魚の一生と海の中でくらしていくための知恵や生態を紹介しています。
目次
1 潮がたくさんの魚をつれてくる
2 生きるために長い回遊をする魚たち
3 もっと知ろう!身近な魚の世界(身近な魚の王様―イワシ;歴史の浅い身近な魚―サンマ;南の海の身近な魚―アジ;古くから加工されていた身近な魚―サバ ほか)
4 海で生きる魚たちのふしぎな世界
5 海の幸をいかす(魚の生態を知ってとる―さまざまな漁法;魚を生活にいかすための取り組み)
著者等紹介
小泉光久[コイズミミツヒサ]
1947年生まれ。国学院大学経済学部卒業。農業・農村、少子高齢化をテーマに編集。制作に携わる
高山ケンタ[タカヤマケンタ]
愛媛県生まれ。画家・イラストレーター
河野博[コウノヒロシ]
1955年生まれ。1979年に東京水産大学を卒業、1984年に東京大学大学院を修了。現在、東京海洋大学魚類学研究室の教授。地中海のマグロや東南アジアのハタの子どもの形態や生態、さらに東京湾の魚の研究をおこなってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロたん
1
科学技術館ブログより 知ってる様で知らない魚の生態。サバ缶は主食です。2023/08/26
baアタマ
1
2012年。釣りしてみたいと読んでみました。が、潮流などから魚にとって海がどんな生活の場であるのか(海がなぜ青いかまで!)、魚の体の仕組みまで(エラ呼吸の説明、目は乾かないので瞼はいらないとか)とても丁寧に教えてくれました。魚も海の食物連鎖の中で生きています。魚を大切に漁をしてきた人達の実際の話、日本人との関わりも載せられていました。魚=食卓位しか思っていなかったので、興味深い本でした。2015/05/23