内容説明
「仏像に、たたりがないか見にいこう!」おばの薫ちゃんにつれられて、ひみつの仏さまを見にいったわたし、桜木花。仏像なんて、ぜーんぜん興味がなかったのに、とつぜん、仏さまから『ここに、いたい…たすけて…』という声が!クラスメイトで仏像マニアの耕太郎も「仏さまをたすけて!」っていうし、ここは、わたしがやるっきゃないよね…?小学中学年から。
著者等紹介
田部智子[タベトモコ]
1957年、東京都生まれ。東京学芸大学幼稚園科を卒業後、公立幼稚園に勤務。その後、日本児童文学者協会が主催する「創作教室」などで学び、『パパとミッポの星の三号室』(岩崎書店)でデビューし、注目を集める
サトウユカ[サトウユカ]
東京デザイナー学院グラフィックデザイン科イラストレーション専攻卒。主に雑誌・広告のイラストを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kiti
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日本のお話なのに、あまり馴染みのないザクロのタイトルが気になり、手にした本。ミステリーあり、歴史あり、仏像ありと、色んな要素が織り込まれ、面白かったです。2013/09/15
Sarasa
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初めは、仏像~?って思ったけど、読んでみたら結構自分好みの話だった。男の子が仏像について熱弁しているところは軽く斜め読みをしてしまいましたが(汗) でも面白かったです。物の声が聞こえるという設定というか特殊能力が使える人が出てくるストーリーが好きなので。とは言うものの初めはそんなこと知らなかったから、半年近く放って置いたのはもったいなかった。今では第2弾が読みたいとか思ってるし(笑) 戦時中の話とか、少し考えさせられる部分もあって、深いな、と思いました。 小学校中学年から2013/01/28