内容説明
ひとりぼっちのかんこにふしぎな風助さんとかおという友だちができた…。小学校中級から。
著者等紹介
吉田道子[ヨシダミチコ]
東京生まれ、京都育ち。日本児童文学者協会会員
大野八生[オオノヤヨイ]
千葉県生まれ。植物に携わるさまざまな仕事を経て庭をつくる仕事へ。造園会社退社後、それまで描きつづけてきたイラストと植物の仕事でフリーとなる。現在イラストレーターと造園家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
26
家族って何だろう?と考え込んでしまうことは誰にでもあるのではないでしょうか。ぎくしゃくしている時ならなおさら。お話自体はじんわりと心が温まるストーリー。離婚して家族を持たずに生き抜いてきた老人と、ある家族との出会いと別れが描かれています。血の繋がりは無くてもお互いを家族のように思いやる姿に人の温もりが感じられます。ほんわか家族のあったかストーリーですが、背後に離婚や孤独死の問題がチラリと見え隠れします。小学三・四年生の課題図書に選定されていた本です。子ども達がどんな感想文を書いたのか気になります。2018/11/26
遠い日
8
ヤマトシジミの食草はカタバミ。空き地の平たい石の周りには、カタバミが咲き乱れる。ヤマトシジミも当然やってきて舞い飛ぶ。かんこが拾ってきた風助じっちゃんと、かんこの家族の交わり、風助さんの不思議な存在感が味わい深い物語。ヤマトシジミのことをかんこに教えてくれた風助さんは、かんこと家族が、心残りにしていた思いを知らず知らず満たしてくれた。かんこが成長していくようすも、目覚ましくていい。ヤマトシジミが繋ぐ「縁」が、温かくて爽やか。2014/01/18
haru
6
児童書だけど、侮れない。こういう暖かな気持ちななれる本って大好き。こういう家族が本当にいれば良いなぁと思います。そして私もそうありたいと思いました。2011/12/30
杏子
6
課題図書、中学年向け。見ず知らずの老人を拾ってきて…って犬じゃないんだから、と思ったが。最初は身元もわからず、どこの誰?もしかして生きてる人じゃないんでは?と、ファンタジックな想像をしがちだったが…。地味な話ではあったけれど、家族とか友達同士とか、人と人とのつながりが感じられる、いい話ではあった。課題図書だが、大人が読んでもよいかも。文庫化されて一般書のコーナーにあっても驚かないような気がする。2011/07/09
まりこ
5
カタバミとヤマトシジミの絵に誘われて。2011年小学校中学年課題図書。にいちゃんが犬を拾ってきた。ケチなにいちゃんは触らせてくれない。いいもんね。かんこ(小3)はじいちゃんを拾ってきたから。というわけで、かんこと風助さん、そしてかんこの家族との交流の物語。友情も。あの本と、あの本と、あの本の情景が浮かぶなぁ。2013/07/06
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