内容説明
桜の花びらが、ほわほわ、ふわん、ふるるる、ほろろん…子どもの手のひらに舞い落ちてきました。うららかな春の日、満開の桜を見に、お散歩にでかけたくなる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
136
図書館本。ほわ ほわ ふわん…ほろ ほろ ほろり…優しく穏やかな言葉に春風にそよぐ桜の花びらが舞う。水面には花筏。静かに満開の桜を体感できるような心安らぐ一冊でした。2020/04/02
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
121
ほわ ほわ ほわ。ほわ ほわ ふわん。ほろ ほろ ほろ ほろ……。春の気配が行きつ戻りつした末に、景色をピンクに染める春爛漫の主役はやっぱりさくら。コートを脱いで、花粉対策のマスクを装着して(笑)、外に出てみよう。さくらのアーチから降り注ぐ花びらは、空を舞い、水辺に降りて舟をつくる。歌人にして小説家の東直子さんがオノマトペで春を表現した絵本。なんか良いことありそう……いやいや、麗らかな春を迎えられるのがすでに良いことなのでしょう。2010年2月初版。2016/03/22
Kawai Hideki
72
散っていく桜の花びらを追う、美しい絵本。ほわほわと、風に漂い、池の上に。桜の花びらが集まって船の形に。花は散り続ける。春がゆく。2015/09/20
Natsuki
68
一足早くさくらを愛でることができました☆なんだろうこの語感の良さ。とても心地が良い(*´∇`*)文と絵から感じる柔らかい風。『ほわほわ さくら』春はすぐそこ♪2016/03/17
p.ntsk
61
ほわほわ、ほろほろ、ゆらゆら。桜が咲き誇り舞い散る。今年も一年に一度の晴れ舞台がもうすぐやってきます♪2016/03/15