内容説明
クラス一のしっかり者で、地図が大すきな計画委員のナビ子こと山川チズコ。「わかばセブン」とよばれる、わかば学園4年1組「スーパー委員」のひとりだ。ある日、南米の国ボリビアから、カルロス君が転校してきた。とんでもない方向おんちのカルロス君は、教室の場所をおぼえることができず、すぐにまよってしまう。そんなカルロス君のすがたを見て、しっかり者で道案内がとくいなナビ子の血がさわぐ…。
著者等紹介
小松原宏子[コマツバラヒロコ]
東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。「ぼくの朝」で、第13回小川未明賞優秀賞を受賞。現在、自宅で家庭文庫「ロールパン文庫」を開き、子どもたちに本の楽しさを伝える活動に従事している
サクマメイ[サクマメイ]
東京都生まれ、千葉県育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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SHEEP
1
もともとの方向音痴を道案内が得意なるほどに練習でコンプレックスを解消したナビ子が、実は東西南北や固定された地図が分からず左右の別と進行方向が合っていないと地図が読めないという塩梅が可愛げあって微笑ましい。日本語が全く分からないボリビアからの転校生カルロスくんにみんなが優しくてすばらしい。みんなええ子やで。世界かくあるべし。遠足で見失ったカルロスくんをクラスだけじゃなく他校のみんなまで大声で名前を呼んでくれるの素敵すぎ。「オワヨーッ!!!ナビコ! 」にうるっときたわ。異文化理解と成長のやさしい物語だった。2023/07/15
みぃ
1
面白かった^^2013/02/18
すずえり
0
4年1組スーパー委員のひとり、地図が大好きなナビ子こと山川チズコ。南米から転校してきたカルロス君のお世話を始めるが……。 女の子が飛びつきそうな装丁。中身もまずまず。国際交流にも使える。2010/01/31
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- 和書
- 片目の青