世界の幻想ミステリー〈５〉ザ・ロマンス

江河 徹【編】/宇野 亜喜良【画】

くもん出版（2008/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 222p／高さ 19cm
• 商品コード 9784774313801
• NDC分類 K908
• Cコード C8397

内容説明

幻想のような恋の話。

著者等紹介

江河徹［エガワトオル］
１９２６年、大分県生まれ。東京都立大学博士課程修了（英文学）。専門はイギリス詩、とくにブレイク、イエイツの研究で知られる。立教大学、フェリス女学院大学各名誉教授

宇野亜喜良［ウノアキラ］
１９３４年、名古屋市生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。画家、グラフィックデザイナー。小説の挿し絵、絵本、書籍の装画・装丁、舞台美術など多方面に活躍中。著書に「薔薇の記憶」がある。東京イラストレーターズクラブ賞、講談社出版文化賞さしえ賞、赤い鳥さし絵賞ほか受賞多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[mocha]

ゴーチエ『死女の恋』司祭と吸血鬼のロマンスで、ゴシック風味を堪能できた。ノヴァーリス『アトランティスの物語』は姫と賢い若者のおとぎ話風。フォークナー『エミリーにバラを』は既読。頑迷な女性の生き様がコワイ。ホフマン『砂男』恋は盲目というけれど、まわりが見えない主人公にやれやれ…。挿絵が宇野亜喜良氏というのが嬉しい一冊。

2019/08/18

[Y子]

最初の死女の恋は面白かったけど、あてはいまいち。特に最後の砂男は全く意味がわからなかった。

2014/07/03