- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 創作絵本
- > 民話・神話・古典絵本
内容説明
岐阜県で語りつがれてきた「亀と烏と蜂の恩がえし」をもとに再話しました。
著者等紹介
おざわとしお[オザワトシオ]
本名、小澤俊夫。中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。口承文芸学者、筑波大学名誉教授
しのはらよしたか[シノハラヨシタカ]
本名、篠原良隆。徳島県生まれ。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メープル
13
あぶらを買いにおつかいに出た息子。かめ、からす、はちを、あぶらを買うお金で助ける。亀を助けるところで、子供に「浦島太郎みたい」と…。恩返しは長者のお婿さんになる手助けでした。昔話に出てくる「おしまい」の言い回しが面白い様で「しゃみしゃっきり」気になってたようです。2022/05/02
南
10
図書館本。岐阜のお話というところが地元東海三県民としてはうれしい。すっからかんになって帰ったらド叱られた場面では、味方になってくれないのかと思う息子と自分が重なった。2023/11/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
子どもとよむ日本の昔ばなし 28 小澤先生が再話されたシリーズ 岐阜県で語りつがれていた『亀と烏と蜂の恩がえし(丹生川昔話集)』をもとに再話。冒頭は浦島太郎?と思いました。2024/12/03
遠い日
5
岐阜県の昔話。母の言いつけは守らなかったが、心優しい息子は自分のした行いに助けられた。命を救ったものたちの、まっすぐな恩返し。幸せを手に入れるのは無垢な行いがあったゆえ。2015/02/11
ころも
1
亀とカラスとハチをまぁ助けるんだけれど、お金で解決、な辺りが昔話なのに妙に現実的(笑) なんとなく「お金持ちではないけれど、気は優しくて力持ち」を昔話の主人公に求めてしまうけれど、大金持ちでなくても、貧乏さんでなくても、みんな優しくていいのだ。 そしてよいことをしたら、自分にかえってくるのですよ、きっと。2012/06/14