内容説明
「わたし、だっこしてもいいの」生まれてはじめて子っこヤギをだかせてもらえる―。マユはうれしさで胸がいっぱい。ふぶきのなか、農家へいそいだ。冬休みのある一日、マユは一ぴきの子っこヤギのいのちをとおして、生きもののあり方、いのちの尊さを知る。
著者等紹介
加藤多一[カトウタイチ]
1934年北海道生まれ。サラリーマン生活のあと、文筆業に従事。『草原・ぼくと子っこ牛の大地』(あかね書房)で日本児童文学者協会賞、『遠くへいく川』(くもん出版)で赤い鳥文学賞を受賞
千葉三奈子[チバミナコ]
埼玉県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。2006年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2006年「ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本大賞受賞。受賞作品『ハルとカミナリ』は同年にBL出版から刊行された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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