内容説明
こんなあめがふるひ、みんなはなにをしてる?そとにでられないあめのひも、みんなのことを、そうぞうしながらすごせばたいくつしない…。あめのひが、たのしくなる絵本。
著者等紹介
イヘリ[イヘリ]
韓国、弘益(ホンイク)大学、同大学院で視覚デザインを専攻。新聞、雑誌、書籍などの分野で活躍。現在は、おもに子ども向けの絵本の絵を描いている。ユーモア感覚にあふれ、自由な発想と豊かな想像力で描いた絵本は評判をよんでいる
ピョンキジャ[ピョンキジャ]
在日朝鮮人2世。韓国の質の高い子どもの本を紹介し続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
61
図書館にて。雨が降る梅雨にピッタリの絵本。雨が降る日に、みんな何をしているんだろう? 読書メーターのみなさんは、本を読んでいるんだろうな。雨も楽しくなる本です。2019/06/23
chiaki
45
雨の降る日に動物たちはどうしているだろうと空想を巡らすおはなし。ダイナミックに描かれた鉛筆画がかっこいい!長女はラスト、チーターの正体に気がついて盛り上がっていました。2021/06/05
キジネコ
42
雨に降られて 何をか思う。優しい 御話。雨を例えば多事多難と見たとすれば その渦中で生きることへの優しい視線を私は感じます。必死になって傘を支える者、そっと避けて家路を目指す者、窓越しの雨に憂鬱を抱く者、雨を楽しむ者や降らせる張本人。どうしているだろうか?大丈夫?と思いを寄せる柔らかさや優しさは 日増しに大切さを増しているように思います。やまない雨はない。厚い雨雲の上は青空だよ、と励ます声が聞こえる様な気がします。武器と諍いのない世界を願って思いやりと優しさを期待するのは妄想なんやろか?戦争反対!2022/02/14
キジネコ
37
傘の向こうの青い帯… 私が読んだ「あめがふるひ」は少し違っています。一つの傘で雨宿りする子達の顔を見てもらいたいなあと 少し残念になりました。雨の下で いろんな命が 世界を濡らす雨に 何かを思います。儚げな蝶は… 最強のテイラノは… そして天空を駆け巡る雨降らしのドラゴンは… 母が子に読み聞かせる物語に込められた優しさの遺伝子に降る慈雨 私は幾度も見返して読み返して 溜息をつきました。大きくて温かに育まれる永遠の種子が母の膝の上で芽を吹きます。私はきっと あめのふるひに そらをみあげて えがおになれる。2017/03/06
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
32
雨が降っている。みんなどうしているんだろう? チーターは? ライオンは? ちょうちょは? ティラノサウルスは?……。いろんな動物たちの雨の過ごし方を想像しながらストーリーは進みます。動物たちのことも気になるけど、お父さんはどうしてるんだろう? 大胆な構図で描かれる韓国の絵本です。2005年5月初版。2015/06/13
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