未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774308715
  • NDC分類 159.7
  • Cコード C0010

内容説明

いま、我々は、子供たちに、いかなる生き方を語るべきか。いま、我々は、若者たちに、いかなる思いを伝えるべきか。いま、我々は、未来の世代に、いかなる歩みを残すべきか。すべての家庭の方々に、すべての学校の先生に、すべての職場のマネジャーに、そして、すべての子供たちに、すべての学生に、すべての若者たちに、心を込めて贈る、著者渾身のメッセージ。

目次

序話 未来を拓く君たちへ
第1話 「悔いの無い人生」を生きるために
第2話 「満たされた人生」を生きるために
第3話 「香りある人生」を生きるために
第4話 「大いなる人生」を生きるために
第5話 「成長し続ける人生」を生きるために
終話 なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか

著者等紹介

田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員を経て、1990年、日本総合研究所の設立に参画。同社技術研究部長、事業企画部長、取締役・創発戦略センター所長を歴任。2000年、シンクタンク・ソフィアバンクを設立し、代表に就任。同年、多摩大学大学院教授にも就任。「社会起業家」をめざす次世代の人材の育成に力を注いでいる。2001年より、21世紀の新しい生き方と働き方を学ぶコミュニティ、「未来からの風フォーラム」を主宰。8300名のメンバーに対して、毎週、メッセージ・メール「風の便り」を配信し、インターネット・ラジオ「風の対話」を放送している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

42
姉の長男が4月から社会人となる。東京から顔を見せにくるので、何かいい本をと思ったら、この本が積読本だった。金山駅のイベント売りの古本で数ヶ月前に購入。もったいないので、読んでからプレゼント。相変わらずの田坂節。特に理念を伝えさせたらこの人にかなう人はいない。丸栄のそばの「ビギン」というお気に入りの喫茶店で薫り高いコーヒーを飲みながら、愛読す。人生は「志」。流れるような文章、空間にこそ意味のある紙面、漢詩を思わせる短文の対比、たたみ掛ける理論、見事です。人はかくありたいが、凡夫は、煩悩の塊。彼は受け取るか。2010/03/20

読書実践家

12
人生とは見えない砂時計のようなもの。死を受け入れることで「生き切る」素敵な言葉を教えてもらった。そして、我々はどこから来て、どこへ行くのか。そんな問いかけが知性に富む。そして、過去の偉大な人物たちに学ぶ必要性を説いている。2016/03/20

ただぞぅ

7
人生において「成功」は約束されていない。しかし「成長」は約束されている。苦労や困難、失敗や敗北を「成長の糧」するならば間違いない。子供たち、学生、若者たちに向けて「志」を抱いて生きることの大切さを語った本書は大人も読むべきものに値する。もし失敗しても「あの失敗があったから」と思うれば不運な出来事ではない。いくつになっても挑戦する気持ちを忘れなければ人は成長し続けられると感じた。2025/04/13

しんしん

4
心の底から感服した。 くいのない一度切りの人生を生ききるために、志を抱いて使命と向き合い、礎となろう。 全編が詩として書かれていて、訴えかけてきた。2015/11/27

弥都

2
とても感銘を受けた。10代ということもあって題名に惹かれた。これから、まだまだ生きていくために大切なことを教えてくれた。「死」というのが「成長」の最後の段階というのが一番印象的だ。今までは、人生の終わりが死ぬという暗くて恐ろしいイメージがあったが、成長の最終段階というと、奥深いが明るいイメージに変わった。どうか年齢問わず読んでほしい一冊だと思う。2017/02/23

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