内容説明
ツキノワグマのミナグロは、きびしい冬をこえ、体に宿った新しい命を育てるため、えさをもとめて人里におりる。そこで見つけたのは、あまいかおりをはなつ、リンゴ園だった。自らの生活を守ろうとする人間と、生きるために畑をあらす野生動物。おたがいの生をかけた壮絶な争いがはじまる…。野生動物の生と死、愛、人間との葛藤を描き、生きとし生けるものの命をつたえる動物ものがたり。小学校中級から。
著者等紹介
那須正幹[ナスマサモト]
1942年広島県に生まれる。子どものための本を数多く生み出している。デビュー作品は、1972年『首なし地ぞうの宝』(学習研究社)
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年、東京都に生まれる。動物科学研究所所長。国立科学博物館でほ乳類の分類、生態を学ぶ。旧環境庁のイリオモテヤマネコの生態調査に参加したり、外国での自然保護のしくみなども研究
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