内容説明
どんなに、悲しいことやつらいことに出会っても、人はかならず立ちなおることができる。
著者等紹介
横松桃子[ヨコマツモモコ]
1997年栃木県生まれ。女子美術大学芸術部卒業。主な作品に、『父のふるさと』『酪農家族I・II』(河出書房新社)『元気よすぎる息子へのラブレター』(KTC中央出版)『黄ぶな物語』(アートセンターサカモト)などがある。そのほか、舞台美術、ポスターも数多く手がけている。平成10年度現代演劇ポスターコレクション入選
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sui
15
冬、小学校5年生の瞳は病気だった母を看取ります。父は忙しく、それからの日々は孤独と母を喪った悲しさを独りで抱える日々。目に映る景色までも色を失います。でも、生きている限り、季節は流れ、気持ちも変わっていく。そして、命は受け継がれていく。「時間は生きている」の言葉が良かった。2016/07/20
まげりん
11
6年生が使うワークシートに沿って読む。文章中からは見えてこない家族の絆が見えてくる。母を愛する父、母が大好きな瞳。愛する母が死んでも仕事を優先せざるを得ない父に対する気遣いと大好きだという思い。人間の基盤は家族だよ。って思った。2017/02/21
まげりん
9
絵がなんとも言えず独特。曼荼羅的な色使いとクリムトっぽい雰囲気。それがお話しのテーマにあってる気がする。2015/03/04
ムーミン
8
山→海→街 そして田んぼへ2017/11/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
H31年度選書会議にて。【テーマ】いのちのシリーズ2019/03/07