出版社内容情報
そもそも面積ってなに?どうやって測るの?測れないものはないの?といった素朴な疑問に応えます。移動してずらしたり,並べかえたり,分割したりすることによって,一見面積を求めることができなさそうな図形も面積を求めることができます。また,面積といっても掛け算や積分だけではなく,ベクトルや行列式を使うとより効率よく,簡単に求めることができる場合もあります。視覚的にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
内容説明
三角形や円、四面体や球といった基本的な図形について、面積、体積のいろいろな求め方を紹介。
目次
第1章 移動で面積を求める
第2章 運動で面積を求める
第3章 静力学で最大面積を求める
第4章 ベクトルで面積・体積を求める
第5章 行列式で面積・体積を求める
第6章 積分で面積・体積を求める
著者等紹介
小山拓輝[コヤマヒロアキ]
1971年生まれ。立命館大学大学院数理科学研究科修了。現在数学・物理・化学教材の執筆・校正、添削内容チェック、個別指導塾講師、家庭教師。過去には、マジック開発をしていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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くま
1
高校数学で習った概念間の関連性が説明されていて興味深かった。当時、問題が解けていた記憶はあるが、それと身の回りにある現象の関連が全くわかっていなかったことに気付かされた。特にベクトルの内積なんかはそれが顕著だった。ただ、この考え方、定期的に使っていないと、覚えていられないと思う。必要になったときに再度復習したい。2023/10/01
あゆたろう
0
平行四辺形や円、平行六面体や球といった基本的な図形に複数の方法があることがしれて興味深かったです。 数学をある程度知っている人でも、聞いたことがないようなことが多く書かれていて面白かったです。2018/09/17
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