出版社内容情報
Terasic社の学習/評価用ボード、DE0-CV / DE10-Lite / DE1-SoCを題材にしたFPGAの解説書です。前版[Altera編]をベースに、最新の開発ソフトウェア・FPGAボードに更新しただけでなく、Linux環境の構築に変えてCMOSカメラの制御を取り上げるなど、より現代的な使い方に即した内容にしています。
内容説明
市販されているFPGAボードを例に、FPGAの基礎から応用まで解説します。7セグLEDを使った時計から動画の記録・再生まで幅広い作例を通じてFPGAの面白さを体感できるのが特徴です。紹介しているボードを使えば、電源はUSBから取ることができ、半田付けも必要ないので、すぐに始められます。解説している技術やノウハウは、設計の現場でも役立つものであり、初心者FPGAエンジニア向けのハンドブックにもなります。
目次
第1章 FPGAの内部といろいろなFPGAボード
第2章 FPGAの回路設計を体験
第3章 もう少し進んだ回路設計
第4章 波形観測による回路デバッグ
第5章 FPGA内蔵CPUを試す
第6章 自作周辺回路の接続とAPIの利用
第7章 いろいろな周辺回路を設計
第8章 外部メモリを用いたグラフィック表示回路
第9章 CMOSカメラの接続と応用
Appendix 1 開発環境の構築
Apependix 2 各FPGAボード利用上の注意点
Appendix 3 回路データおよびプログラムのROM化
著者等紹介
小林優[コバヤシマサル]
電子機器メーカーで15年ほど民生機器のLSI設計や画像関連の研究開発に関わった後、回路設計コンサルティング会社を共同で設立。10年ほどセミナーや教材の開発および講師業務に従事。その後再独立し、大学を含むセミナー講師、執筆などを主業務とするフリーエンジニアとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。