出版社内容情報
「痛み」は複雑!からだはSOSを発しているのか!?発生の仕組みや研究と治療の歴史から「痛み」について考える、やさしい科学読本です。
内容説明
痛みにまつわる謎の背景を、ミクロからシステムまで、ていねいに解説。急性痛、慢性痛、そして社会・心理的要因の関わり…さまざまな痛みや、これまでの治療法を理解するための基礎知識。増補改訂にあたり、いっそう内容を充実。図中に解説を追加。主要な研究者の肖像画を追加。興味深い内容のコラムもさらに追加。本文項目の入れ替えや加筆多数。
目次
第1章 痛みは警告信号?
第2章 痛み発生のメカニズム
第3章 痛みに関連する物質と受容体
第4章 さまざまな痛み
第5章 痛みの治療法
第6章 慢性の痛みのケア
著者等紹介
小山なつ[コヤマナツ]
滋賀医科大学医学部准教授。奈良女子大学から奈良女子大学大学院(修士課程)時代、動物生態学、とくにトビケラ(水生昆虫)の生態、分類および行動について学ぶ。その後、滋賀医科大学生理学講座の故・横田敏勝教授の下で、痛みと鎮痛の生理学について学んだ。現在は動物の情動に関連する行動解析の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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