出版社内容情報
統計学の超基本が、手を動かして学べる!Excelを使いながらの実際のデータ分析の流れを、初歩からていねいに解説します。(本書「はじめに」より) この本は、統計学のいちばん入り口の「超入門書」として書きました。現代は、どんな領域であっても、量的なデータを取り、それを分析した結果を土台としてプロジェクトや研究を進めていきます。そこでは、データを整理して、分析結果を読み取っていく能力が求められています。この本は、統計学の最初の一歩として、目的のためにどのようなデータを集め、それをどのように整理して、分析結果をどのように読み取ればいいのかという能力を読者のみなさんにつけてもらえるように書きました。 気軽にデータ分析の第一歩を踏み出してもらえるように、この本は具体的な問題設定と、マンガで進んでいくストーリーによって構成してあります。具体的なデータを使って、実際に手を動かしながら学習を進めていけば、着実に理解が深まっていくと思います。詳しい理論は後回しにして、まずはデータを触りながら考えていくことによって、データ分析の全体の流れを身につけていただきたいと思います。
内容説明
実際のデータ分析の流れを、初歩からていねいに解説。いまひとつ流行らない喫茶店、カフェ・バリアンスを繁盛させるためにお客さんのデータを表計算ソフトを使って分析!データ分析に科学的な説得力を持たせるための統計学の超基本的な考え方がむりなく身につく!
目次
第1章 なぜ統計学を学ぶの?―統計学の意味と必要性
第2章 データの分布を知る―度数分布表とヒストグラム
第3章 平均と分散を見る―分散と標準偏差の計算
第4章 度数を比較する―直接確率検定
第5章 平均を比較する―効果量の計算
第6章 関係を見る―散布図と相関係数の計算
第7章 変化を見る―時系列グラフと検定、効果量の復習
著者等紹介
向後千春[コウゴチハル]
1958年東京都生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。1989年早稲田大学文学研究科博士後期課程(心理学専攻)単位取得退学。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、心理学を基礎としたインストラクショナルデザイン(教えることのデザイン)
冨永敦子[トミナガアツコ]
1961年長崎市生まれ。公立はこだて未来大学メタ学習センター准教授/テクニカルライター。2012年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)(早稲田大学)。専門はライティング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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犬こ
conegi
Hisao Chugun
kamekame
ともりん