目次
第1章 人とかかわる(ゲストハウスオーナー(長野県長野市)飯室織絵さん/1166バックパッカーズ
民間図書館管理人(千葉県いすみ市)三星千絵さん/星空の小さな図書館 ほか)
第2章 自然と向き合う(林業家(東京都西多摩郡桧原村)飯塚達郎さん/株式会社東京チェンソーズ
ワイン醸造家(山梨県北杜市)三澤彩奈さん/中央葡萄酒株式会社 ほか)
第3章 地域に根ざす(地域のデザインショップオーナー(新潟県新潟市)迫一成さん/hickory03travelers
編集者(神奈川県逗子市)ミネシンゴさん/合同会社アタシ社 ほか)
第4章 食を豊かにする(パンと雑貨のお店オーナー(長野県東御市)平田はる香さん/パンと日用品の店わざわざ
お茶農家(静岡県藤枝市)向島和詞さん/葉っピイ向島園株式会社 ほか)
第5章 ものをつくる(スピーカー作家(長野県諏訪郡下諏訪町)山本祐二朗さん/千万音
金工作家(石川県金沢市)今城晶子さん/材木町金工室 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
56
『ところ変われば仕事も変わる。働き方を変えれば仕事は意外にあるのでは?』を趣旨にしたお仕事(ローカルな)図鑑。これまで培ってきたノウハウを元手に、開業したり弟子入りしたり積極的な移住と転職をした方々を紹介する。ある方はPR会社を退職後、シェアハウスと図書館を設営。またある方は契約社員から、働くほどに技術が身につく林業へと飛び込む。中には急逝した父の茶畑を継ぎ、億単位の借金からスタートした強者も…。年収、設備投資に満足度%テージ、具体的な数字も興味深い。皆さんのホムペに飛び、商品を吟味する時間も有益でした。2016/05/14
チイノスケ
24
地方を基盤に仕事をする方を紹介した本です。 「地方には仕事がない」という前に自ら考えビジネスモデルを作り、仕事を作りだせばいくらでも仕事がうまれますよ、ってことだと思います。木のスピーカーは気になりました。これこそ、この方じゃないとできないなぁ、と思いつつ読みました。 ただ、「高収入を目指す」<「心の豊かさ」がメインに考える方が多いと思います。 自分が何を求めているか?を考えながら仕事をすることを選ぶことが必要になりそうですね。 最初のゲストハウスとか「今、大丈夫かな?」と時節柄心配になりました…。 2021/02/14
けんとまん1007
21
ローカル。地域に根差した仕事・暮らし。それまでの生き方と異なる生き方の選択でもある。そこにあるのは、それぞれの方の「思い」だ。その表現方法はいろいろあるし、いい悪いということでもない。あくまで、自分なりの生き方を選択し、そして、今があるし、未来につながっているということ。やはり、学生時代を過ごした新潟の方や、東京チェーンソーズがでてききたのが嬉しい。いろいろ、学ぶ視点があるなあ~^^2016/05/02
奈良 楓
20
【とても良かった】・ 地方でのビジネス紹介30選。こんな仕事もあるんだと視野が広がりました。 ・ 地に足のついたビジネス紹介本。「夢をかなえて♡」オンリーの緩い本だったら読まなかったです。 ・ 転職組が多く前職のスキルを皆さんしっかり役立てているように思いました。 ・ 設備投資や必要な資格、年収などもかける範囲で記載。2019/12/28
ふじ
19
今住む地は、働き盛りの若者であっても、縁故採用がうまくいかない限りは新たに定職を見つけにくいんです。たとえ、これから地域を面白くするであろうアイデアや実績があろうとも。また一人、人が去ろうとしていると耳にし、でも自分に何ができるわけでもなく、この本を眺めています。一つ言えることは、みんな変に着飾らずとも「いい顔」しているということ。2017/11/22




