出版社内容情報
これまで当シリーズでは、1冊に1つ、もしくは2つの地質時代をテーマにしてきました。しかし「白亜紀」はお伝えしたい情報が多いため、上下の2巻構成となりました。上巻には「おおむね」白亜紀前半、下巻には「おおむね」白亜紀後半の情報をまとめたものの、くっきりとした線引きはなく、上巻にも白亜紀後半、下巻にも白亜紀前半の情報を盛り込んでいます。本書は、シリーズ第8作目『白亜紀の生物 下巻』。下巻では、とくに南北アメリカ大陸に生息した生物たちにスポットライトが当たります。白亜紀といえば、やはり恐竜。そして、その恐竜のなかでも圧倒的な存在感を放つ“あの”肉食恐竜が、本書でついに登場。さまざまな写真とともに紹介される“あの”肉食恐竜。存分にご堪能下さい。もちろん、上巻に引き続き、ほかの恐竜たちについても、美しい標本写真とともに紹介してありますので、こちらもご期待ください。下巻でも、海洋生物も多数紹介。白亜紀の北アメリカには広大な海が広がってたので、この大海のために独立章をもうけました。独特の姿をもつ絶滅魚類、巨大なサメ、そしてついに登場する最強の海棲爬虫類モササウルス。彼らの勇姿にも、ぜひご注目ください。中生代最後に開いた華々しい生物の世界。そして迎える終焉。白亜紀という時代とは一体何だったのか? 心ゆくまでお楽しみください。★本書のここを見てほしい★・直近の研究成果も余すこと無く。マニアな方々も納得の情報量。・世界各地の研究者・組織に協力を頂き、珍しい写真を豊富に掲載。・最新の見地による復元イラストが満載。見ているだけでもワクワクできます。
目次
7 翼竜大産地、「ブラジル」
8 The Western Interior Sea!!
9 恐竜たちの楽園「ララミディア」
10 ティランノサウルス
11 世界の恐竜たち
12 第5の大量絶滅事件
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者を経て独立し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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