出版社内容情報
平成23年4月に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」が一部改正され、産廃処理に関する責任が明確になり、罰則が強化・徹底されました。産業廃棄物処理は排出事業者が責任をもつということです。そのため、製造業や建設業など産業廃棄物を多大に出排出事業者は廃棄物処理に関する知識が必要不可欠となり、環境問題も含め、産業廃棄物の処理についての知識は今後ますます注目を集めるところです。本書は産廃処理専門業者だけでなく、企業側もしっておくべきポイントをわかりやすく解説します。
目次
第1章 廃棄物処理の基礎知識
第2章 産業廃棄物処理の流れ
第3章 廃棄物種類別の中間処理施設
第4章 製造施設を使った処理とリサイクル
第5章 契約書とマニフェスト運用の実際
第6章 不法投棄と罰則規定
第7章 環境法の概要と廃棄物処理の今後
著者等紹介
上川路宏[カミカワジヒロシ]
1954年東京生まれ。1978年国際基督教大学卒業。1978年積水ハウス株式会社入社。1991年より主に産業廃棄物の適正処理業務に従事。2011年合同会社リバースシステム研究所設立、産業廃棄物処理を中心としたコンサルティング業務開始。2006年早稲田大学建設ロジスティクス研究所客員研究員。2014年早稲田大学環境総合センター招聘研究員。産業廃棄物処理事業振興財団主催「産廃経営塾」講師、日経BP社主催講演会講師等各種セミナーでの講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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