内容説明
地球の環境や資源は有限。現在の生活を続けると行き詰まってしまいそう。今までの豊かさを享受しつつ地球を破綻させない。その問題解決のカギこそがネイチャー・テクノロジー。産業界が注目するその技術と発想力。発想の転換一つで未来はぐっと変わるのだ。
目次
プロローグ ネイチャー・テクノロジー研究所の紹介
第1部 ネイチャー・テクノロジーとライフスタイル(テクノロジーの変遷とライフスタイルの変化;テクノロジーの役割って何だろう?;何が違う?フォアキャスト思考vsバックキャスト思考 ほか)
第2部 自然のドアをノックしよう(土のエアコン;汚れのつきにくい表面;泡のお風呂 ほか)
第3部 これからのネイチャー・テクノロジーの種は?(蛾の眼―月明かりで飛べる!蛾のモスアイ構造;ヤモリの足―自由自在!どこでも歩けるヤモリの足;魚や鳥の群れのしくみ―ぶつからない!魚や鳥の群れのしくみ ほか)
エピローグ 江戸の意気とネイチャー・テクノロジー
著者等紹介
石田秀輝[イシダヒデキ]
東北大学大学院環境科学研究科教授。工学博士。2004年(株)INAX(現LIXIL)取締役CTOを経て現職。ものつくりのパラダイムシフトに向けて国内外で多くの発信を続けている。特に、2004年からは、自然のすごさを賢く活かすあたらしいものつくり「ネイチャー・テクノロジー」を提唱、また、環境戦略・政策を横断的に実践できる社会人の人材育成や、子どもたちの環境教育にも積極的に取り組んでいる。地球村研究室代表、ネイチャーテック研究会代表、サステナブル・ソリューションズ顧問、ものつくり生命文明機構理事、アースウォッチ、ジャパン理事ほか
古川柳蔵[フルカワリュウゾウ]
1972年、東京都生まれ。博士(学術)。東北大学大学院環境科学研究科准教授。専門は環境イノベーション。東京大学大学院工学系研究科を修了後、民間シンクタンクを経て、2005年に東京大学大学院にて博士号取得。2005年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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