内容説明
市販されている数種類のFPGAボードを例として、FPGAの基礎から応用(7セグLED表示からCMOSカメラによる動画録画再生まで)を解説します。紹介しているボードを使えば、電源はUSBから取ることができ、また半田付けやブレッドボードは不要です(カメラ接続時のみ必要)。解説されている技術やノウハウは、設計の現場でも役に立つものであり、初心者FPGAエンジニア向けのハンドブックにもなり得ます。
目次
FPGAの内部といろいろなFPGAボード
FPGAの回路設計を体験
もう少し進んだ回路設計
FPGA内蔵CPUを試す
内蔵CPUのプログラミング
自作周辺回路の接続
いろいろな周辺回路を設計
外部メモリを用いたグラフィック表示回路
CMOSカメラの接続と応用
FPGAボードの購入
開発環境の構築
Nexy3で実施する場合の注意点
ハードウェア記述言語「Verilog HDL」の読み方
著者等紹介
小林優[コバヤシマサル]
電子機器メーカーで15年ほど民生機器のLSI設計に関わった後、回路設計コンサルティング会社の立ち上げに参加。10年ほどセミナーや教材の開発および講師業務に従事。その後再独立し、フリーのエンジニアとして活動している。現在は大学の非常勤講師や執筆活動などがメイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yason
1
大助かり2014/06/29
オザマチ
1
MicroBlaze MCSの使い方が書かれた唯一の本、かな? Xilinxのツールの使い方についても詳しく解説されています。2013/05/02
バリバリブーン
0
FPGAの勉強はどこから初めてよいかわからず、とりあえず入門書として期待して購入しました。 最初は実感が湧かないところも多かったが、読み手のスキルが高まり、二度三度と繰り返し読むことで参考になる箇所が どんどん増えていく感じ。 長く付き合える本だと思いました。2016/08/16