内容説明
OpenFlowプログラミングフレームワークTremaに対応。
目次
1 SDN/OpenFlow入門(OpenFlowって何?;OpenFlowのユースケース ほか)
2 OpenFlowプログラミング入門(OpenFlowフレームワークTrema;スイッチ監視ツール ほか)
3 ケーススタディ―本格的なOpenFlowアプリケーション(生活ネットワークをOpenFlowに移行する;いくつものスイッチをルーティングスイッチで制御する ほか)
Appendix(2,000円でOpenFlowスイッチをDIY;Tremaでテスト駆動開発)
著者等紹介
高宮安仁[タカミヤヤスヒト]
Trema開発チーム自称リーダー。東京の大学で計算科学を学び、現在は企業の研究者。スクラッチDJとしても活動
鈴木一哉[スズキカズヤ]
Trema開発チームのメンバー。ISP向けネットワーク機器のエンジニアを経て、現在は経路制御の研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
27
SDNの走りの頃にOpenflowについて学ぶべく手に取り読了しました。今では、少し落ち着いてしまった感じもありますが重要概念でしたので学びのきっかけとなりました。
Kawai Hideki
2
今や「つながって当たり前」となったネットワークだが、その設計/管理/運用の現場ではいろんな課題が山積み。その方式を根底から変えることで課題解決しようとするアプローチがSoftware-Defined Network (SDN)で、それを実現するプロトコルの一つがOpenFlow。本書は、OpenFlowを実際に手を使って体験してみたい人のためのオープンソース環境を紹介。既存のネットワーク装置がSDNではソフトウェアとしてどう表現できるかを丁寧に解説してくれていて、ネットワーク初心者にも読みやすかった。2013/06/26
Belial
1
OpenFlowとTremaの概説 SDNに興味が出てきた。2013/07/22
マツド
1
OpenFlowの本というよりはTremaの本という感じだった。OpenFlowについては技術的な解説はあまりなく、概要の紹介だけ。2013/07/04
のぶ
1
OpenFlowという技術はスイッチ(群)とコントローラとその相互間の連携方法で成り立っていて、そのコントローラの実装基盤の1つがTrema(Rubyベースの和製ソフトウェアプロジェクト;名前は面白いね)で、さらにTremaはスイッチ群をコンピュータ内でエミュレートする機能も持つ。という理解はしました。が、本書がTremaの関係者による本でスイッチの内部の話(ソフトウェア的にどの程度柔軟なのかとか)は書かれておらず、総論としてOpenFlowのメリットを理解するに至らなかったのが読んで見ての正直な所です。2013/05/13
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- 和書
- みかづき 集英社文庫