メディアと原発の不都合な真実

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774153179
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0036

内容説明

3・11で日本のメディアは一度死んだ。横並びの報道を繰り返し、放射能による被害を深刻化させた日本のメディア。わたしたちは、この未熟な言論の場をどう変えていけばいいのか?放射能とどう向き合っていけばいいのか?自由報道協会代表・上杉隆が提示する、情報多元化社会のビジョン。

目次

1 あえて「情報発信の憎まれ役」として(京大カンニング事件と記者クラブ問題;メディアが閉塞感の急先鋒を担っている現実 ほか)
2 原発報道の不都合な真実(3・11、そのときジャーナリズムは;大手メディアからの追放 ほか)
3 放射能とは無縁でいられない国ニッポン(放射能とつきあっていく覚悟;子どもには低線量の食品を ほか)
4 情報多元化社会に向かって(海洋汚染に対する国際賠償の可能性;日本経済に与えるダメージ ほか)

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。NHK報道局、衆議院議員公設秘書、「ニューヨーク・タイムズ」東京支局取材記者などを経て、2002年よりフリージャーナリストに。政治・メディア・ゴルフなどをテーマに活躍中。2011年には「自由報道協会」を設立、代表に就任。一方でジャーナリスト無期限休業を宣言する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぽんくまそ

8
世間体で一〜二紙選び、配達してもらって情報も価値判断も新聞とTVに100%依存する高度経済成長期の考え方から抜けられないコア昭和世代(今の60才以上)が、原発爆発のとき、最も愚かだったのではないか。しかも、記者クラブ系新聞TVが、原発事故で核利権との癒着ゆえに黒を白と言いくるめようとして馬脚を現しているのに、目覚めようとしない爺さん婆さんたちのせいで、こどもたちが放射毒にさらされていると思える。3.11のときは「マスコミは電力会社と癒着しているから信じるな」とメールしたものだった。子や孫のために目覚めろ。2015/09/23

kaza

0
上杉隆さんの本は2冊目です。 1冊目と内容は重複していますが、一元化された 情報を鵜呑みにせず、多くの情報を得て、自身 で判断していくという点は参考になります。2015/06/04

遊星

0
内容につき審議中!2012/10/18

星辺気楽

0
この本が民主党政権化で書かれたことに驚愕する。現政権版でもお願いしたい。2019/04/04

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