内容説明
美しいカラー写真が満載!眺めるだけでも楽しめる。楽しいイラスト付きで、内容がすごくわかりやすい。地学的な話から歴史秘話まで。追随を許さない圧倒的な内容。宝石のでき方も科学的に解説。調べ学習に最適。採取・観察の方法や、宝石鑑別の話も。「観察&考察」する力が身につく。
目次
第1章 宝石とは?(宝石って、何だろう?;宝石の生まれる場所;宝石の分類)
第2章 宝石ずかん(ダイアモンド(金剛石)
ルビー(コランダム・紅玉)
サファイア(コランダム・青玉)
エメラルド(緑柱石・翠玉)
オパール(蛋白石)
アクアマリン(藍柱石) ほか)
著者等紹介
飯田孝一[イイダコウイチ]
日本彩珠宝石研究所所長。「宝石文化を造る会」会長、天然石検定協議会会長。宝石製造業、鑑別機関に勤務後、1985年に同研究所設立。日本の宝石文化の伝承、宝石についての正しい知識の普及に尽力している
川嶋隆義[カワシマタカヨシ]
1969年、東京都生まれ。玉川大学農学部卒業。鉱物だけでなく、ちりめんじゃこの中にひそむ小さなチリメンモンスターから巨大な恐竜の化石まで、自然に関わるテーマで、書籍や雑誌への写真提供、撮影を行っている。自然科学分野を中心に、書籍の企画・制作を行うSTUDIO‐PORCUPINEを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
今まで読んだ地質学初級本の中でもピカイチの内容です!フルカラーなだけでなく、石の成長の仕組みから構成化学式まで網羅されている!これ、買おうかな!?オタマさんは「きれ~い…」彼女の誕生石エメラルドだって!ブルブル。2016/05/10
ちはや@灯れ松明の火
22
古今東西宝石の輝きに魅了され身を滅ぼした阿呆は無数に存在するけれど、それもむべなるかな。きらきらダイアモンドの化学組成はただのC、ぱちぱちトルマリンてばややこしすぎる化学組成。赤がルビーでそれ以外がサファイア、結構アバウト鋼玉ツインズ。七つの結晶系のどれにも分類されないオパールとラピスラズリ、放射性物質を含んでいるけど危険じゃないよジルコン、英国ブラックプリンス・ルビーの正体はスピネルです。輝く石は好きですかなんて聞くまでもない、偶然の条件がいくつも重なって生まれた奇跡だから、人は魔力に飲まれてしまう。 2015/03/27
nico
21
面白かった!!小中学生に向けて書いてあるので、図やコラムも盛りだくさん!でも専門的なこともちゃんと書いてあるし、オールカラーで鉱物を堪能できる。オパール、レインボー・ガーネット、ラブラドライトが綺麗。一番好きな色合いは緑色のカルセドニー!2014/05/17
遠い日
18
家人にとてつもない石好きがいる。講釈を垂れ出すととまらない。美しい鉱物、宝石。その美しさにはちゃんと理由がある。わたしにはなかなか覚えられないけれど、きらきら光るもの、輝くものを人は古今東西「美しい」と捉えたことに印象を深くする。2016/05/01
あっくん
12
綺麗なものを眺めたい欲求で手にした本。小中学生向けに書かれた優しい内容ですが、初心者にはありがたい丁寧さ。綺麗で目の保養になるだけでなく、知識も得られる。知らなかった珍しい宝石、私は特にゼブラアイ(混虎眼石)の美しさにうっとり。宝石は奇跡のような生まれ方をしているのだと知れて良かった。2017/05/17
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