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14歳の生命論―生きることが好きになる生物学のはなし

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774148724
  • NDC分類 461
  • Cコード C3045

内容説明

きちんと悩んで、きちんと自分の生を生きる。お手本はアニメや漫画のなかの仲間たち。21世紀の「生命論のススメ」。

目次

第1章 エヴァンゲリオン―水、この不思議な物質
第2章 鋼の錬金術師―宇宙の創成と元素の歴史
第3章 エウレカ―新しい世界をつくる愛
第4章 ONE PIECE―ひとつなぎの大生命
第5章 HUNTER×HUNTER―キメラと共生進化
第6章 ナウシカ―生きる意志

著者等紹介

長沼毅[ナガヌマタケシ]
1961年生まれ。広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員等を経て現職。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究する吟遊科学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくのみ

6
『エヴァ』をとっかかりに、生命誕生の謎と、生物の分子構造の話が展開。さらに、細胞の脂質二重膜を「ATフィールド」で論じる。『ハガレン』で語る、科学の歴史とビックバン。さらにシリコン生命体の可能性の話まで。長沼先生お気に入りの『エウレカ7』では、「意識とは」、「人間とは」、「愛の進化とは」まで。フムフム。深いなぁ。エドも、アルも、12歳。エウレカは14歳。入り口はアニメ、出口は科学。こうして科学の扉を開いて見せる長沼先生の間口とフトコロの広さに驚きました。2017/01/04

井上岳一

1
普通に生命論を語ればいいのに、無理してマンガの主人公達にひきつけて語ろうとしたがために、マンガ論なのか生命論なのかがよくわからなくなってしまった残念な本。ただ、「あるがままの現実を受け容れる。それは苦しいことかもしれないけど、仲間がいれば大丈夫」という、マンガのキャラクターと生命から辿り着いた著者の結論というか信念には、激しく同意。2012/06/04

日向夏(泉)

0
アニメ等の14歳くらいの登場人物をきっかけに生命に関し縦横無尽に語られる。アニメ等の部分はそれを視聴していないとピンと来ないが、それ以外の部分は自然・生命・宇宙を身近なところから縦横無尽に語られ、関心しきり。10代ならもっと面白いだろうな。2016/08/11

Cazki40

0
14歳じゃないけれど読んでみた。 いろいろ考えさせられた。 あんまりアニメ分からんのにある程度理解できる内容だった。2015/10/11

まきぞう

0
なんだかおもしろそうな本だな・・・と図書館で見つけた本です。最近よくTVでみかける面白い人が書いたのね・・・くらいの認識で読みはじめましたが、結構おもしろかったです。難しい話をアニメとかに結びつけて興味を引く…みたいな感じ。 子供の頃に出会いたかったな。2012/09/25

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