内容説明
データのバラツキは偶然?一番影響を与える因子はどれ?誤差ってなに?―。
目次
第1章 検定の復習(母平均の検定、適合度の検定など)(検定の判断基準;第一種の誤りと第二種の誤り;異常値の検定)
第2章 バラツキを解析する(分散分析の原理;繰り返しで実験が行われた場合の分散分析)
第3章 2要因の効果を検証する―二元配置の分散分析(繰り返しのない二元配置の分散分析;有意水準と信頼区間;因子間の相乗効果)
第4章 3要因の効果を検証する―三元配置の分散分析(因子の水準間組み合わせ;交互作用の解釈;実験データをマトリックスにする)
著者等紹介
前野昌弘[マエノマサヒロ]
兵庫県神戸市出身。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。化学系企業の研究所長を歴任後、東京理科大学材料工学科教授および米国イリノイ州立大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaida6213
9
ハイパー入門編。 統計誤差の部分を抜き出して考えましょうというのが概念的に分かるような分からないような本。物理で重心速度と重心周りの回転/振動を分けて考えましょうというのに何となく似てるなという気がした。細かい計算してみないと分からないですね。 基本的に細かい計算は出てこないですが、数少ない計算でも、平均=(要素 + ・・・ + 要素)/要素数 とかむしろ数式で書いてくれた方が分かり易い表記が散見されてなんだかなという感じだった。 つぎつぎ。2014/03/05
にわとり
0
途中。2022/09/25
aun
0
題に「知識0でもわかる」とありますが」基本的な検定の知識を持っていることが前提になっている気がします。「分散分析」の知識は0でも大丈夫。ここの説明は本当に丁寧かつ平易。省略されやすい交互作用の求め方も解説されていたのは高評価。2019/05/15