内容説明
債券と金利の超入門から、日本国債の近未来、債券投資のルールまで。3人のキャラクターの会話を読むうちに債券の基本がしっかり身につく。
目次
第1章 「債券」の世界へようこそ
第2章 債券と金利、ここは必ず押さえよう
第3章 地方、会社、国際機関も債券を発行している
第4章 さらに踏み込んで債券市場を見てみよう
第5章 金利を動かすものは何?
第6章 債券を動かすのは誰?
第7章 債券投資の基本を学ぼう
著者等紹介
久保田博幸[クボタヒロユキ]
1958年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学法学部卒。証券会社の債券部で約14年間、国債を中心とする債券ディーリング業務に従事する傍ら、1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音のベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。専門は日本の債券市場の分析。特に日本国債の動向や日銀の金融政策について詳しい。日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えちぜんや よーた
76
国債の借り換えがいつまでできるか?金利が暴騰しないか?最終的には「みんな」の気分にかかっている。国の借金が800兆円(財務省調べ)あって、国民の資産が1,000何百兆円で、そのプラマイがいくら…というのはあくまで後からの理由。「みんな」がアカンと思ったときにアカンようになると思う。http://www.mof.go.jp/gallery/201407.htm2015/10/11
コダマ@ようやっとる!
6
課長、主任、新人の3人の会話形式で債券と国債のしくみを教えてくれる。金利を再投資して元本を大きくするを繰り返して資産を大きくする。国債は金利が低いが社債のような会社が発行する金利が高いものもある。国債は価格ではなく金利で考える。金利が高いということは信頼性が低いということ。売り手と買い手がいるので売れない場合もある。2022/04/23
タカオ
6
5年前に書かれた本。表紙はごちゃごちゃしているけれども、中身は読みやすそうだし、基本的なしくみなら5年で変わるものでもなかろうと思って読んでみました。債券というものになじみがないので、いくらわかりやすく解説してくれても、なかなかピンとこない部分もあります。残存期間と利子から算出される現在価値なども、ちょっとフクザツです。まあ理解度についてはひとまず置いといて、1冊、入門書を読んだというのが大事なのです(笑)2016/10/22
ケルトリ
3
うーむ……株と比べると債券は難しい……しかし分からないままでまあいいや、となるのもなんだか癪である……他にも色々と読み漁ってみるとしよう……2020/04/04
tatsuya izumihara
2
入門用だが、一部理解できないところがあった。全体的に読みやすかった。2017/12/22
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- 和書
- パパという大きな木