内容説明
これからのビジネスはクラウド抜きには語れない。クラウドコンピューティングのすべてがわかる。
目次
第1章 クラウドとは何か(クラウドとは;クラウドで何ができるのか ほか)
第2章 クラウドのしくみ(クラウドを支える技術;仮想化とは ほか)
第3章 クラウドの導入と利用(どのようなシステムでクラウドを導入するべきか;クラウドの導入前に考えるべきこと ほか)
第4章 さまざまなクラウドサービス(Googleのクラウドサービス(SaaS編)
Googleのクラウドサービス(PaaS編) ほか)
第5章 クラウドの課題と今後(クラウド環境におけるセキュリティの課題;クラウド上のシステムを保護するセキュリティ対策製品 ほか)
著者等紹介
杉山貴章[スギヤマタカアキ]
1979年10月生まれ。2001年電気通信大学電気通信学部情報工学科卒業。卒業後、有限会社オングスを設立し、Javaを中心としたソフトウェア開発やプログラミング関連書籍、IT系雑誌記事の執筆などに従事する。近年はオンラインメディアにおける技術向けの解説記事やIT系ニュース記事などの執筆にも活動の幅を広げるかたわら、東京都の職業能力開発センターにて非常勤講師としてプログラミングやソフトウェア開発の基礎などを教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トキヲ
2
入門書として最適かと。見開きで1トピックなので読みやすく、図も多いので理解しやすい。主要なクラウドサービスが紹介されているのも嬉しいところ。通しで読み終えた後は繰り返し読んで楽しめる一冊。2015/12/12
Kou Shingai
2
クラウドの基礎知識を学べた本。本書を読んで実感したことは企業においてまず大事なことが現在保有している資源、人材、コストを把握することが大切に感じた。その上でクラウドの導入を検討する場合は費用対効果の算出、クラウド提供先とクラウドを使用する企業側の責任範囲の決定などが大切と感じた。これからの社会で重要な役割を果たすだろうクラウド。それだけに使用に際しては効果的な使い方を検討することが重要に思えた。2015/02/21
トルネードG&T
1
クラウドコンピューティングの概念説明とどのように使うかと言うことに焦点を宛てて書かれた解説書。2011年の書だが基礎的な部分を中心に書かれている前半部は現在でも通用する印象。事業者とサービスの一覧も基礎にのみ触れられているためある程度はそのまま受け取り得る。後半のクラウドプラットフォームの課題などは、原理的には残っているが事実上問題発生確率を影響のない程度にまで低下させた物や、そもそもサービス開発の進展により解決された物などもある。総合的にはIaaS含む利用者観点でのクラウド概念理解に適した入門書。2019/10/17
yurari
1
知識が全然なかったので役に立った。基礎的な内容がほとんどだと思う。2016/12/14
Masami Fujiwara
1
学生時代の参考書のように解りやすい本です。 クラウドのメリットとデメリット、運用する場合の注意点など 基本的に必要なことがきちんと書かれております。 入門書に最適に思います。2016/03/21