技評ＳＥ選書 ＳＥが２０代で身につけておきたいこと

荒井 玲子/深沢 隆司/前田 卓雄/柴田 芳樹/三宅 和之【共著】

技術評論社（2011/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 174p／高さ 19cm
• 商品コード 9784774146133
• NDC分類 007.3
• Cコード C3055

内容説明

クラウドコンピューティングをはじめ、スマートフォンの普及や、ｉＰａｄに代表されるタブレット型端末の登場など、変化の激しいＩＴ業界。しかし、このような激しい変化の中にあっても、ＳＥにとって必要な基本は、本質であるだけに、ほとんど変わっていないといえよう。本書では、成功するＳＥの考え方からコミュニケーション、マネジメント、さらにはビジネス感覚まで、ＳＥが２０代で身につけておきたいことを紹介する。

目次

第１章　プロフェッショナル思考（学生時代とはまったく異なる社会；考え方の転換　ほか）
第２章　論理的な知識と現場の経験（ＳＥにとっていちばん大事なこと；ネットワーク図による計画立案の知識　ほか）
第３章　新しい視点に基づく「構想力」（２００７年問題以降のＩＴ業界；文系からＩＴの世界へ　ほか）
第４章　自分自身への投資（英語力；継続した学習　ほか）
第５章　役割を意識する（有効な概念；役割とは　ほか）

著者等紹介

荒井玲子［アライレイコ］
１９９１年から国内企業へのオブジェクト指向技術普及活動に携わる。富士ゼロックス（株）、日本ラショナルソフトウェア（株）にてオブジェクト指向の導入、研究開発、人材育成を軸に活動

深沢隆司［フカサワタカシ］
（株）イマジンスパーク代表取締役。陸上自衛隊少年工科学校第２５期生。ＰＭＰ。自衛隊退職後、ＳＥとしてソフトウェア開発に携わり、独自の手法で数々のプロジェクトを成功へ導く

前田卓雄［マエダタクオ］
匠システムアーキテクツ（株）代表取締役。外資系コンピュータベンダのＳＥ、デロイトトーマツコンサルティングを経て、独立。主にハイテク企業、大手システムインテグレータ、大手組込みソフトウェア開発ベンダにおいて、プロジェクト管理、プロセス改善、支援環境構築改善、ビジネスモデルの創成、ＲＦＰ（提案依頼書）作成支援に関与

柴田芳樹［シバタヨシキ］
１９５９年生。九州工業大学および大学院で情報工学を専攻し、以来、ソフトウェア開発に従事する

三宅和之［ミヤケカズユキ］
ＳＰＥＩ（株）代表取締役ＣＯＯ。ＰＭＰ及びＣＭＡ。ＩＩＢＡ会員。専門分野は要求管理・要件定義。住友信託銀行のクオンツアナリストからコンサルティング会社での要件定義アナリストへ転身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くらっち]

大先輩SEが直接語りかけてくれているような本。ありがたい。自分の覚悟の甘さと努力のたりなさ、努力の方向性が間違ってるかも？などいろいろ考えた。教えを受け止めつつ、自分なりに試行錯誤しようと思う。

2013/03/25

[ヨシダヨシミ]

共感できる部分もあったが、目から鱗が落ちる…ほどではなかったのでなんとも消化不良。自分でよく考えて自分で判断し、行動した結果をよく観察し、経験をいかした行動を。将来の姿を想像して、その姿に近づくにはどうするべきか、常に考えながら行動することで道はひらける。

2011/10/20

[白樺]

SEと範囲を狭めて言ってもその中で更に分類された役割があるどんな仕事をしたいか、将来どうなりたいかをITSSを元に考えたい

2017/03/09

[ショウヤ]

そろそろ20代の折り返し地点なので、今後のキャリアを考えるために読んでみた。どんな技術者になりたいか、考えるいいきっかけになった。「コミュニケーションの前提を変える」を早速実践しようと思う。

2014/05/17

[koto]

新卒でSEになったばかりの私にどんな能力が必要なのか教えてくれる本でした。 できることとしては、PMBOKを読む　観察記録を付ける　かな

2014/05/01