内容説明
脱初心者を目指すC言語プログラマーへ柔軟なプログラミングスタイルの獲得。コーディングを楽にする「設計」ノウハウ。バグを出さないコーディング手法。デバッグを素早く行うためのテクニック。
目次
第1章 分割コンパイル
第2章 ライブラリの作成
第3章 設計
第4章 バグを出さないために
第5章 デバッグ
第6章 開発の例
著者等紹介
坂井弘亮[サカイヒロアキ]
1973年生まれ。1999~株式会社PFU勤務。ネットワーク系製品のハードウエア、ソフトウエア開発に従事。現在、富士通株式会社に勤務。ネットワーク系製品の開発業務に携わるかたわら、フリーソフトウエア作成、PC‐UNIXハッキング、雑誌記事の執筆などで活動中。最近は学習用の独自組み込みOS「KOZOS」を開発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
63
init.c, main.c, done.cという初期化、定常処理、終了処理という区分に分割することを提唱している。「「まっとうな」プログラムを書いている限り、ワーニングが出ることはほとんどありません。」。-Wall, -W, -Werrorの説明あり。リスト4-25チェックしやすいコーディングの例。p271「自分が期待する通りに、素直に()を付けて書く」。p297「共通して特定の処理を入れたい場合があり」デバッグ用メッセージ出力。参考文献、索引あり。2014/10/20
ふくみみ
2
まさにC/C++の文法はわかってどう書いてもいい状態でどう書くのが正しいのかわからないときに読む本でよかった。 enumの役割などもなるほどと思ったし全体数に当たる変数を最後にあてるのも感心してしまった。 デバッグレベルについてもあいまいに理解していたので具体的に記載があってよかった。2023/07/21
YUJIRO
1
ヘッダーファイルの書き方、ライブラリの作成の仕方、Makeファイルの書き方など、入門書には載っていないことを勉強できる。2019/07/12
h t
1
改行しすぎるとgrepでひっかけたとき何だか分からなくなるよってのはなるほどなと。2016/01/09
MihailJP
1
「malloc()とfree()は~」のくだり、私には当たり前のように思えたんですが既に私はC言語中級以上なのでしょう。異常系はgoto使っちゃってもいいんですね。普段はC++でやっていますがまぁ応用は効きそうです。2013/01/29