内容説明
無数の同時接続×ミリ秒のレイテンシ、いかにして両立させるのか。ゼロからオンラインゲームを作り上げるために必要とされる基礎知識を徹底解説。
目次
第0章 速習オンラインゲームプログラミング―ネットワーク×ゲームプログラミングの技術基礎
第1章 オンラインゲームの歴史と進化―ゲームが「ネットワーク」を取り込んだ!
第2章 オンラインゲームとは何か?―さまざまな角度から見る「オンラインゲーム」
第3章 オンラインゲームのアーキテクチャ―ゲームのおもしろさ×技術的な制約との戦い
第4章 実践C/S MMOゲーム開発―常時稼働するゲームサーバの存在
第5章 実践P2P MOゲーム開発―専用サーバなしでアクションゲームを実装する
第6章 オンラインゲームの補助的システム―サービス強化に欠かせないしくみ
第7章 オンラインゲーム運営を支えるインフラ―構築、負荷テスト、運営開始
第8章 オンラインゲームの開発体制―チーム運営上の課題
著者等紹介
中嶋謙互[ナカジマケンゴ]
小学生時代からゲームプログラミングを始め、大学入学後ゲーム制作を開始。1996年、世界初のJavaアプレットを用いたMMORPGを制作し、1998年にはその続編『Lifestorm』シリーズをWindowsで発売し、ヒット。2001年にはオンラインゲーム用ミドルウェアVCEを開発し、独自に開発した「gumonji」を含めて約50社で利用される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
も
4
オンラインゲームを作るための基本要素、面白さ、難しさが詰まった個人的名著。内容は割と実体験とか知識がないと理解が難しい箇所も多く、開発者となった今でこそ大変参考になったが、学生時代に読んだ時は挫折した。2020/02/09
Riko
3
なるほどな〜、と思いつつ読む。話の抽斗が広がると良いな2025/05/04
はすのこ
3
開発向け。ネトゲユーザーには頭の痛い内容。2016/01/19
リボー
3
これはいい書籍です。オンラインゲームに携わりたい人は、どのくらいの技術が要求されるかをこの本で理解できます。アーキテクチャー、ネットワークの説明など、かなり濃く説明してあって歯ごたえは十分です。2012/06/06
すがし
2
ものすごい名著だが、容赦なく専門的技術書。ある程度、どころじゃありません。相当な専門知識と知識に裏打ちされた実地の技術が無ければとてもじゃないけど全ては読み解けません。ただここまで専門的だともう開き直って流し読みするしかないのですいすい読めた。ゲームプログラムの問題だけでなく企画の立て方、チームの造り方、ネットワークの構築、収益モデルの造り方などエリートビジネスマンが読んでも活用できそうな濃いい専門知識が目白押し。すごいです。圧倒的。2012/12/22




