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知りたい!サイエンス
すべて分析化学者がお見通しです!―薬物から環境まで微量でも検出するスゴ腕の化学者

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774145525
  • NDC分類 433
  • Cコード C3043

内容説明

輸入食品に危険物が混入していないか?被疑者は麻薬を使ったか?水や大気は汚染していないか?鉄骨の強度は安心か?これらは時に、大きな事件に発展することもある。そんな社会の安心と安全の基盤を支えているのが化学分析員、通称「分析屋」だ。普段はあまり表に出てこない「分析屋」の仕事ぶりをたっぷり紹介しよう。

目次

第1章 環境を分析する―水から空気までキレイをはかるスペシャリスト
第2章 食品を分析する―食と健康を守る科学のチカラ
第3章 医薬品を分析する―膨大な試験と2万分の1の最終製品
第4章 鉄鋼材料を分析する―さびない鉄から強い鋼まで
第5章 乱用薬物の鑑定―クロかシロかの動かぬ証拠
第6章 分析の基礎知識―分析屋の使う単位や測定法は?
第7章 これが頼り!分析七つ道具―分析屋が使いこなす道具と手法
第8章 分析よもやま話―意外な話から裏話まで語ります!

著者等紹介

津村ゆかり[ツムラユカリ]
1962年生まれ。岐阜県出身。博士(薬学)。1987~2003年に国立医療品食品衛生研究所大阪支所勤務(食品試験部)、2003年より近畿厚生局麻薬取締部勤務(鑑定官)。薬剤師、第1種放射線取扱主任者免状、(社)日本分析化学会近畿支部幹事。(社)日本食品衛生学会奨励賞(1994)

立木秀尚[タチキヒデヒサ]
1971年生まれ。京都府出身。博士(理学)。東和薬品株式会社勤務(研究開発部門)。主な仕事は、臨床試験、動物試験、理化学試験など医薬品開発での分析業務全般。現在興味のある研究分野は、新しい分析法・評価法の開発、医薬品の体内での働きの予測、人や動物を使わない医薬品評価法の開発など。クロマトグラフィー科学会評議員。ファーマコメトリクス研究会幹事

高山透[タカヤマトオル]
1960年生まれ。山口県出身。1986年より住友金属工業株式会社勤務(材料分析部門)。博士(工学)。(社)日本金属学会技術開発賞(1998)、(社)日本金属学会論文賞(材料化学部門)(2004)、日本素材物性学会山崎賞(論文賞)(2005)を受賞

堀野善司[ホリノヨシジ]
1958年生まれ。滋賀県出身。1981年より株式会社西日本技術コンサルタント勤務(環境調査・環境分析)。専門分野は衛生工学、陸水学、環境教育。環境計量士、教員免許(中学・高校理科)、(社)日本ソムリエ協会公認ワインエキスパートでもある。(社)日本環境測定分析協会理事・インストラクター、同関西支部副支部長、(社)滋賀県計量協会常任理事、同環境計量証明部会長、特定非営利活動法人びわこ・水ネット理事、滋賀県立水環境科学館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hisakodosu

1
最も苦手とする分野だが、毛嫌いせず読んでみた。全然わからない部分も多かったが分析屋さんの仕事はすこし触れられた。2013/08/20

ななみ

0
今まさに注目を浴びているのが分析の分野ですね。素人目には簡単に見える「はかる」という作業が実は長年の積み重ねと努力、忍耐、さらに過剰なまでの慎重さによって支えられていることがよく伝わってきます。巷に溢れる「分析結果」を鵜呑みにして騙されないためにも、本書は必読と言えそうです。2011/08/17

TsumuRi

0
読書メーターいちゲット。一口に分析屋さんと言っても所属する業界や分析の段階によりやっていることが千差万別なので他の人のお仕事覗き見のような感じでおもしろい。期待してた医薬品分析部分についてはいまいちボリュームが薄く物足りない感じだったけど全体をカバーするにはやむなしか。分析の目的や結果の正しさの担保、基準値の決め方等についてもきちんと記載があり、ニュースで流れる数字に対するリテラシーを、消費者が身につけるのにも役立つと思う。 2011/03/06

2syou1720

0
分析化学に対する興味が湧いてくる、もっと勉強したくなるそんな本。化学になじみの深い人も、そうでない人も読んでて楽しめるかと2020/03/27

ゆきの

0
春から分析の仕事をするので興味を持ちたくて。分析屋さんの仕事は、計画→サンプリング→前処理→測定→データ処理→報告 いろんな分野でいろんな方法の分析が、社会を支えてるとわかって良かった。2019/03/02

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