内容説明
免許の写真はなぜ悪人顔に写るのか？証明写真の謎解きからはじめる、写真表現の教室。
目次
第１章 証明写真は、写真表現の原点だ！
第２章 「正式」な写真は、コスプレだった！
第３章 マスメディアの写真に、演出を学べ！
第４章 「写真が趣味」は、何を意味するか？
第５章 写真の「感動」とは、何なのか？
第６章 写真表現は、どうやって学べるか？
著者等紹介
久門易［クモンヤスシ］
１９６１年愛媛県生まれ、工業高専卒。２３歳で芸術写真家を目指して脱サラし上京。写真学校、写真雑誌編集部、写真ギャラリー、コマーシャルスタジオなどを経てフリーカメラマンに。１９９３年に写真館『写真道場』を設立。最近はネットショップやビジネス向けの撮影ノウハウ本を多数出版している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本と映画
23
特にセルフポートレイトに興味があったので、街中によくある自動照明写真機での撮られ方について書かれたところは参考になりました。美男美女であるかどうかということでなく、いかに瞬間的に撮られ慣れているかどうかが上手に写る秘訣なんですね。2014/07/12
ほじゅどー
10
★★★いい写真を撮るにはどうしたら良いか？カメラや撮影技術を学ぶほど分からなくなる。被写体を選ぶ。カメラを選ぶ。レンズを選ぶ。絞りを選ぶ。ピント位置を決める。結局は「何を撮るか？どう撮るか？」が難題。自分は何をどう見ているか？そこには自分の社会の中での位置付けの問題が隠されている。単純に見えて、実は面倒な問題。これが写真で表現することの最大の難題。撮影したデジカメのモニターを見て、冷静な他人目線で写真を見ることができるか否かが、写真の上手下手を分ける。いわゆるプロの撮影方法は参考になる。2018/11/16
ほじゅどー
8
★★★写真に「感動」するとは、何なのか？①被写体そのものに感動する。例:人間、動物、自然、都会、事件など。②写し方に感動する。例:マクロ、望遠、広角など。③見せ方に感動する。Web、プリント、美術館など。。。自分にわかる範囲で考え、空想を膨らませれば、それは自分自身の表現の新しい原動力になる。表現の技術を身につける。2014/05/25
344
0
いますぐ役に立つかはわからないけど、自分の写真のヒントになりました。「設定はカメラ任せで画面の中に被写体がどう入っているのかを自分の目でしっかり見極める」というのは単焦点レンズを買ったばかりの自分には参考になります。整理も含めて「写真が趣味」といえるのだなというのも発見でした。2016/01/18
