内容説明
動物にも、心や感情はある。ペットとして、コンパニオン・アニマルとして人のそばで暮らしている動物たちは、それをさまざまなかたちで伝えてくる。代表的なペット動物であるイヌ・ネコ・小鳥たちが発するメッセージを、うまくキャッチし理解するためのヒントを、豊富なイラストでわかりやすく教えます。
目次
イヌ、ネコ、小鳥のさまざまな表情
1章 人間は動物と暮らしている
2章 動物の世界と人間の世界
3章 与える愛情、求める愛情
4章 行動に見える、動物たちの気持ち
5章 動物たちの脳のしくみとはたらき
6章 ともに暮らす
著者等紹介
支倉槇人[ハセクラマキト]
1961年生まれ。上智大学理工学部物理学科卒。作家。サイエンス・ライター。島を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。細川博昭名義でも多数の著作をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トリオネア
47
人類のベストパートナーである犬がもたらした恩恵は凄い、人と他の動物の仲立ちにもなってくれていたとは。ありがとう、犬。コンパニオンアニマルと言っても鳥類は、人と同じ哺乳類である犬猫と違って理解が無い本が多いが、さすがオカメインコを飼われているだけあって犬、猫、鳥とバランスよく書かれているように感じた。うちの鳥が手の中で寝ている時、目を閉じているのに眼球がくるくると動いていたり、羽毛がたったりするのはやはり夢を見ていたからか。おすすめの本。2019/09/19
ランラン
8
ネコを飼っているのですが犬と違って不可思議な動物ですが、普段ネコが何を考えているのか、どういう性質なのか、ペットがさまざまなメッセージを伝えていることに感動しました。2019/02/19
shigoro
7
イヌネコに鳥が加わるのはちょっとめずらしい。中学生でも読める入門編って感じかな。小生は動物が好きだが飼った事はない。その辺今まで飼ったことなかった人には意外と敷居が高いんだよな。科学的な脳のしくみや働きと、一般的なしつけや生活の両方書いてあるが、後者はペット雑誌なんかで読んだことと重複してる感じかな。ペットからコンパニオンへと存在感が昨今大きくなってきているのは確かだね。 2012/08/21
ショコラテ
3
鳥の脳みそが、皺一本もないツルツルだとは知らなかった。だから『鳥頭』などと揶揄されるわけだな。わんことは違い、にゃんこがひっくり返ってお腹見せていても=触ってもいいよ ではない、というのがトリビア~。うちのにゃんこは触らせてくれますよ、うひひ。2011/12/28
だいきち
1
「そこにいるから癒される」という一文が深く心に沁みました。2018/12/24