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生物いまどき進化論―都市化がもたらす人工サバイバル

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774140568
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C3045

内容説明

人で溢れかえり、車が走り回る都市。そんな環境の中でも、強く生きる生物がいる。都市は自然の一部として機能し得るのか?そんな疑問を感じたら、NHKラジオでおなじみ藤本和典さんの出番。都市の生き物をエッセイで紐解きながら都市化と生物の可能性について考えてみよう。

目次

1 都市は生き物にとって幸福なのか?
2 都市は生き物にとって不幸なのか?
3 都市の緑は生き物になにをする?
4 人口の環境は生き物になにをする?
5 ヒートアイランド現象は生き物になにをする?
6 人間たちは生き物になにをする?
7 外国からの侵略者は都市になにをする?

著者等紹介

藤本和典[フジモトカズノリ]
1951年東京都生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1981年~1991年まで日本野鳥の会事業部に勤務。現在、シェアリングアース協会会長。NPO法人生態教育センター副理事長、(財)日本鳥類保護連盟専門委員。NHKラジオ「夏休み子ども科学電話相談」鳥の回答者を20年。身近な自然を大切にする人を一人でも増やすことを目的とし、五感を活かした自然感察会を主催する他、コスタリカなど地球環境ウォッチングツアーも実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inugamix

2
子供の頃から生き物が好きで、セキレイは河原にいる、千葉にクマゼミいない、など身近な生物それぞれに対するイメージを持ちつつ生きてきたのだが、最近あてはまらないことが多くて混乱していた。生物の行動は思いのほか短期間で環境の変化に対応するのだなぁ。都市化などの人為的環境圧力は天然自然の環境変化より圧倒的に急激である点がいかんと思っていたが、それでも柔軟に素早く変化していける現生種たくましい。そして人間サマの天下がさくっと終わって都市というものがなくなったら、またさらりと変化して適応しちゃうんだろうな。2012/11/26

穏やか本好きなったんゆーたん

1
都市に進出してきた鳥を中心に、小動物の暮らしや、都市にうつることで習性をかえた話など。写真や絵が少なくて、名前と姿が一致しません。でも、自然破壊であるはずのゴルフ場やスキー場の話が面白かったです2011/12/23

黒胡麻

0
都市などの人工の環境にすむ生物の話であるが、この本が面白いのは、都市や人間の考え方の変化が、そこに住む生物にも変化を及ぼしているという点。戦後植えられたサクラが老木化しそれが都市部にキツツキやタマムシを呼び込み、人を恐れなくなった水鳥が町中に進出するなど。たしかに子供の頃はサギを近所であまり見なかったなぁ2013/05/26

COLD SWEAT

0
都市をひとつの環境と捉えて、適応している動物達を紹介していく。意外な事で対応できたりできなかったりで、環境についても深く考えさせられる内容。2012/02/13

sfこと古谷俊一

0
都市での動物の行動の変化の現状。長年の観察が反映されたいへん面白い。オオタカがカラスにいじめられエサを奪われるのを避けるため、ドバトを狩ったら写真を撮ってる人の前に持ってくるなど、面白いネタも盛りだくさん。見る力のある人が見ると違うんだなあ。2009/12/05

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