内容説明
どうして金属を使えないのか。作りやすい色、作りづらい色。“気持ちよさ”を左右する決め手とは。待ち受けと通話の時間にここまで大きな差が出る理由。ケータイカメラと普通のデジカメの差はどこにあるか。だれも教えてくれなかった「すごいケータイのつくりかた」。
目次
1章 携帯電話はこうして作られる―商品企画から内部構造まで
2章 感性をゆさぶる「デザイン」と「機構」の秘密―こだわりと技術の狭間で
3章 手の平に最先端を詰め込む技術―「省電力」と「高性能」のせめぎ合い
4章 ソフトウエアがすべてを決める―「開発効率」と「新機能」の矛盾を超えて
5章 変化と成長を生み出すもの―ケータイの進化とグローバル化と
著者等紹介
西田宗千佳[ニシダムネチカ]
1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主要新聞、週刊誌、パソコン雑誌、ウェブ媒体などに寄稿するほか、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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HOSHI HIROSHI
0
そろそろ携帯を買い換えようかなと思っている時に図書館で目にとまった本。内容はiphoneが出たての頃でチョット古めだが、開発の概要全体が掴めて面白かった。2012/02/05
tak
0
携帯メーカーは作りこむだけで、材料メーカーの力ということかな2010/05/04
ebj
0
全編を通して日本のケータイ電話を支えているあらゆる技術を開発者側の視点で紹介している。ユーザーとしては普段意識することが少ない技術かもしれないが分かりやすく短的に書かれており、読みやすかった。最後は変遷の過渡期にある日本のケータイ電話業界の今を述べているが、筆者独自の予想があればよりおもしろいかもという印象です。2010/01/25
みんと
0
今までのケータイはいかにコミュニケーションできるかということに重点を置いて開発されてきたが、近年ではいかに人間の生活を豊かにしサポートできるかが重要になってきている。高性能や高画質になって電池のもちが悪くなったのが気になる。2009/10/05
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