出版社内容情報
組込み開発現場のプログラマーが遵守すべきプログラミングのモデルを目指し、リアルな開発現場から得られたノウハウを惜しげもなく盛り込みました。
目次
第1部 バグを作り込まないためのガイドライン(1つの変数には1つの役割だけを与える―変数を変身させると、正体を見失う;変数は最小のスコープになるようにする―目の届く範囲が手の届く範囲;変数の初期化は、わかりやすいところで行う―変数やレジスタの初期値は不定;文字列は、可能なら文字配列として扱う―char型ポインタはバグの温床;初期化に使う文字リテラルの長さはコンパイラで数える―数え間違えるのは人間。コンパイラは正確に数える ほか)
第2部 正しく人が理解するためのガイドライン(名前を大切にする―名は体を表すべし;違いがはっきりわかる名前にする―識別できるがゆえに「識別子」;名前の付け方に一貫性を持たせる―同じものを違う名前で呼ばない;変数には、実装方法ではなく対象の名前を付ける―知らしめるべきは、「それがなにか」;数字にも意味のある名前を付ける―マジックナンバーは情報を隠蔽する ほか)