内容説明
豊富な知識と経験からおいしいワインを選んでくれるソムリエのように、星空や宇宙の楽しみ方を教えてくれる「星空案内人」。そんな星空案内人になってみたい人に向けられた星と宇宙の入門書です。星空と宇宙の基礎知識、望遠鏡の使い方から、星を上手に説明するスキルまでをやさしく解説。読み終えたら、あなたも、誰かに星のこと、語ってみたくなることでしょう。
目次
第1章 さあ、はじめよう
第2章 星空の文化に親しむ
第3章 宇宙はどんな世界
第4章 望遠鏡のしくみ
第5章 星座を見つけよう
第6章 望遠鏡を使ってみよう
第7章 実践!星空ガイドツアー
著者等紹介
柴田晋平[シバタシンペイ]
山形大学・理学部、NPO法人小さな天文学者の会。1954年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
19
星のソムリエ。今年の春に柴田先生の公開講座を聴講。巻頭の星景写真も美しく代表的な星や星雲銀河、天球図や歴史的資料などがあり楽しい。口頭で案内し易い文章なので理解し伝える所まで学べる内容です。銀河鉄道の夜が引用され、その隣に恒星が記載され具体的イメージとなり夜空へと誘います。季節の天候や旧暦行事などもあり生活に密着した内容も興味を引く案内です。実際の星空での星座の見つけ方や星雲星団銀河の探し方まで実践的な内容。望遠鏡の使い方は勿論楽しく学べそう。今までよりももっと楽しく周りの子供達に案内出来そうです!2016/09/08
seacalf
4
星空案内人。そんな素敵な資格があるとは。ミーハー心にとりつかれて流し読み。 資格取得を考えている方の教本ではあるが、星にまつわる広く浅い知識を学べるので 読んでいて飽きない。星座の起源についてはウィキペディアより詳しいじゃないか。 面白い。ちょうど八ヶ岳の麓で天の川を見る前に読み、高揚感を煽ってくれる内容でした。 2016/07/28
buchi
2
数年前から星空に興味を持つようになった。星空案内人という資格制度があることを知って調べていたらこの本がその資格の教科書らしい。予定が合えば講習を受けてみたいと思って先行購入。いままで独学で勉強していたので割と知っていることが多かった。しかしながらこの資格は守備範囲が広い。歴史、文化(神話)、天文学、機材の取り扱い、さらには星空案内のテクニックまで。日程さえあえばはずは準星空案内人にチャレンジしてみたいと思う。 2022/07/21
aez520
2
単に星と言っても、天文学やら、神話や星座やら、身近な文化への関わりやら、いろいろあるが、この本ではそれらを幅広く取り扱っている。大変勉強になった。自分の弱い分野もわかった気がする。2013/06/14
あおい
2
星のソムリエになるための教材です