内容説明
日本で最も種類の多い哺乳類、それはコウモリ。最も身近なところにいる野生動物なのだ。それなのに、コウモリの生態は闇に包まれている。なぜ、逆さまなのか?逆さまでおしっこや出産ができるのか?そもそも、頭に血が溜まらないのか?超音波を使うにしても、同じ周波数だと混線するだろう…。ちょっと気になるコウモリの疑問を、スミからスミまで詳しく紹介。最先端技術を凌ぐスゴさがあるのに、これがけっこうおっちょこちょい。そんなコウモリの姿をたっぷりご堪能下さい。
目次
1 コウモリってなんだ?
2 コウモリの日常生活
3 エコーロケーションの不思議
4 繁殖、子育てと教育方針
5 特異なコウモリの体
6 睡眠好きなコウモリたち
7 知られざる進化の奇跡
著者等紹介
船越公威[フナコシキミタケ]
1948年広島生まれ。鹿児島国際大学国際文化学部教授。博士(農学)。コウモリの行動・生態学的研究を主要テーマとしている。特にコウモリのエコーロケーションや社会に興味をもって取り組んでいる
福井大[フクイダイ]
1976年岐阜生まれ、東京育ち。森林総合研究所北海道支所(日本学術振興会特別研究員)。博士(農学)。コウモリの採餌生態・空間利用などが主要テーマ
河合久仁子[カワイクニコ]
1974年東京生まれ。博士(理学)。北海道大学低温科学研究所研究員
吉行瑞子[ヨシユキミズコ]
1932年宮崎県生まれ。国立科学博物館動物研究部主任研究官を経て、東京農業大学農学部教授。同定年退職。哺乳類の系統分類学。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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暫定ニート(琉球)