内容説明
火山の噴火によってできた噴火口や溶岩流、活断層の活動によってできた大地形…。しかしときが経つにつれ、植物が生い茂り、人工物で覆い隠されます。本書の赤色立体地図は、植物や人工物がない本来の地形をみごとに見せます。かつての噴火や地震の生々しい爪跡を見ることができるのです。
目次
巻頭とじ込み付録 赤色立体地図でみる、地球の素顔―青く輝く地球も、素肌をみれば猛々しい活動を物語る!
1 赤色立体地図でみる日本の素顔
2 火山と断層に詳しくなろう
3 日本の活火山108と活断層98
4 赤色立体地図でみる活火山と活断層
著者等紹介
千葉達朗[チバタツロウ]
1956年宮城県石巻市生まれ。アジア航測(株)総合研究所主任技師。日本大学文理学部地球システム科学科非常勤講師。日本大学大学院理工学研究科地理学専攻博士後期課程修了。日本大学文理学部勤務のあとアジア航測(株)に1989年入社。技術士応用理学部門(地球物理、地質)。専門は火山学、地形学、地質学、第四紀学。2002年に赤色立体地図作成法を発案。2005年4月22日上記作成法に関し特許登録(特許第3670274号、アジア航測(株))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yooou
2
面白い!もっと詳しく知りたい!2012/07/08
χ
1
地形が物理現象の産物だとよくわかる。溶岩の流れ、降り積もったものでなだらかになる傾斜など。激しい地殻活動の上に日本が存在してる2020/02/14
ひろつそ
1
さすが日本列島。火山とともにあり。2011/08/22
ともたか
0
日本列島はプレートの狭間のシワだ。 しわしわに赤く色をつけるなんぞ、変なことを 考えたもんだ。2015/06/13
康芳英
0
赤色立体地図は面白いのだけど載っている地図が割と引き気味な物が多いせいで面白く読み解くにはある程度のコツが必要なのが残念。2013/08/25