内容説明
「数学嫌い」はもったいない。数学を「ほんのちょっと」使うだけで直感に頼っていた判断が合理的になる。数学は投資を有利に進め、経済的に豊かにしてくれる道具。数学は人生設計の見通しをクリアーにしてくれる道しるべ。使うのは簡単な数式と紙と鉛筆と電卓だけ。さあ、始めよう。
目次
Introduction 「お金」を学ぶことは「数学」を学ぶこと
1 金利のことは「累乗」で考える
2 人生のことは「数列」で考える
3 リスクのことは「バラツキ(確率分布)」で考える
4 将来のことは「期待値」で考える
5 儲けのことは「現在価値」で考える
著者等紹介
石橋省三[イシバシショウゾウ]
野村総合研究所、野村證券、リーマン・ブラザーズ証券に勤務。証券業務に30年近くの経験を持つ。消費から素材まで数多くの業界の証券アナリスト業務、国内外でのマネジメント、インベストメント・バンキング・リサーチの立ち上げなど、証券業の多岐にわたる分野に関わってきた。2003年には株式会社SOZO工房の設立に参画し、代表取締役パートナー。この他、石橋湛山記念財団理事長、東京医科歯科大学理事(財務・施設担当)、名古屋商科大学大学院教授、高木証券株式会社監査役などを兼務している。1974年早稲田大学大学院理工学研究科修了、76年ケンブリッジ大学政治経済学部卒業。79年に同大学MA取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
二階堂聖
4
中学生レベルの数学を少し使うだけで、直感に頼っていた判断が合理的になりますよ、という本。転職や異動では数値化できないところが多いのではないかな…と思いつつ。わかりやすい解説ではあった。『運用を超長期とすれば、相対的にリスクが小さく、リターンが大きいのは「株式」です(P102)』2017/06/07
かずぴー
0
お金…そんなあなたはこれ読んでみましょう!!高校数学でわかるお金と数学の関係。100年後の100万と今の100万どちらをとるのか…今でしょ!!2014/06/16
もき
0
分散まではなんとかついていけましたが、現在価値のところは置いてきぼりに…勉強して再読したいです。2011/10/14
カッシーニ
0
さっと読み。金利とかバラツキとかが初めての人にはわかりやすい内容かと。2011/03/18
AZALEA
0
★★★★2010/05/15




