内容説明
ファシリティドッグって聞いたことがありますか?毎日、病院につとめている、ワンちゃんのことです。おもい病気のこどもたちのそばで、しずかに、でも力づよく、そしてかぎりないやさしさで、みんなをゆうきづけています。子どもたちによりそうファシリティドッグ・ベイリーと不安でいっぱいのさっちゃんが、いっしょに病気にたちむかいます。
著者等紹介
田村朗[タムラアキラ]
1954年、青森県生まれ。編集者・ライター。地方紙、ノンフィクション作家事務所を経て出版社に勤務
粟冠ミカ[サッカミカ]
1970年、静岡県生まれ。小学校教諭、音楽教室講師、子育てを経て、イラストの仕事を始める。雑誌「詩とファンタジー」(かまくら春秋社刊)2015‐2016年イラストレーション部門大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
ファシリティドッグのベイリー。病院に入院した子どもたちに寄り添う犬たちのことです。TVで見たこともある。子どもたちの不安や心配を掬い取るように、そばで寄り添い見守る姿には、人と同じ心があるとしか思えません。2018/02/11
choco
2
「ファシリティドッグ」って知っていますか?私は知りませんでした。この絵本は、日本で活躍する「ファシリティドッグ」ベイリーとさっちゃんのお話。日本語の文章と英文が載っています。最後の「ベイリーとさっちゃん」刊行に寄せてのところに、ゴールデンレトリーバーの「ベイリーの10歳の誕生日を記念して、絵本が完成しました。」と書かれています。犬の寿命について考えると、いろいろ思うけど、ファシリティドッグが増えいくといいなと思う。2018/02/18
くみ
1
3Lmielで絵本を開いていると、お勧めの絵本として教えてくださり、手にした本。 『ファシリティドック』個人的には介護施設では犬を見かけたことがありますが。 病院で手術前の子供やこの親御さんのセラピーとして存在する頼もしい犬がいることを学べました。最近の教科書でも紹介されているのだとか。新しいことを学べました。 帰りの電車で盲導犬に出会い。不思議な学びを得た本でした。共生ですね。2025/09/27
ふむふむ
0
以前、子供とNHKスペシャル「ベイリーとゆいちゃん」を見ました。この本を読んで医療現場に常駐するセラピー犬への理解が更に深まりました。2019/09/26