内容説明
故郷を取り戻す決意と自分たちの足で立ち上がる努力。それらあってこそ復興は成し遂げられる。中越地震復興の先頭に立った長島忠美の遺言の書。
目次
第1章 山古志を直撃した中越地震
第2章 復興に向けた一歩
第3章 復興への思い
資料1 山古志復興への歩み
第4章 追悼長島忠美
資料2 平成の大震災記憶と記録
著者等紹介
長島忠美[ナガシマタダヨシ]
昭和48年、東洋大学経済学部を卒業後、都内で就職したのち、昭和54年、山古志村に戻る。平成5年、山古志村村議会議員に出馬し初当選。2期目の途中で辞職し、平成12年、山古志村村長に就任。2期目に新潟県中越地震に遭遇するも、村長として中心被災地、山古志村の住民避難および復興の陣頭指揮にあたる。平成17年3月、市町村合併により山古志村村長を退任。同年9月、自由民主党より衆議院議員選挙に出馬し、初当選を果たす(北陸信越ブロック比例)。平成24年以降は新潟5区に転じ、3期目の同年12月、農林水産大臣政務官兼復興大臣政務官に就任。平成26年9月には、復興副大臣に就任。平成29年8月18日、4期目半ばで死去(満66歳)。国際ボランティア学生協会特別顧問のほか、母校、東洋大学の理事長も務める
伊藤玄二郎[イトウゲンジロウ]
エッセイスト、星槎大学教授。関東学院大学教授、早稲田大学客員教授を経て現職。専門は近代日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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