内容説明
「それはきっとあなたに貰われるためにあった1ペソよ」留学先のアルゼンチンの街角で、家に帰れず途方に暮れていた時、見ず知らずの女性から貰った1ペソコイン。その言葉と行動をきっかけに中南米への思いは募っていく―。6か国語を身につけ、企画、実行、資金集めまでをひとりで行い、現地の人と人との間で暮らしながら巡る、これまでにない旅が始まる。現役モデルが人並み外れた行動力で踏破する10万5千キロの旅エッセイ。
目次
ボリビア―高地の生活、日系移住民の物語
チリ―文明と原始が混在する世界
ペルー―命の鼓動が響く祭り
アルゼンチン―星になったマリオさん
ウルグアイ―人生のどん底から這い上がったサッカー選手
パラグアイ―赤土の上に生きる素朴な人たち
ブラジル―多様性の波にもまれる
ベネズエラ―悠久の地球を歩く
トリニダード=トバゴ/グレナダ/セントビンセント―予定変更には慣れていても
バルバドス/アンティグア・バーブーダ―旅の再出発と足止め〔ほか〕
著者等紹介
ERIKO[ERIKO]
鳥取県米子市生まれ。モデル・定住旅行家。東京コレクションにてモデルデビュー。高校在学中、語学留学のためイギリス、アメリカ合衆国に滞在。卒業後、イタリア、アルゼンチン、ロシア、インドと各地で長期滞在を繰り返し、知らない土地に生きる人達の生き方や生活を体感することに興味を抱く。2012年~、ラテンの地と日本の架け橋になるという目的を持って、1年4か月をかけて中南米・カリブ25ヶ国を旅した。現在はモデルと並行し、定住旅行家として、世界の様々な場所に滞在し、各地で生きる人々の生きる営みの姿を世界へ発信するべく旅を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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