内容説明
地蔵菩薩には、名もなき人々の「祈り」の痕跡が、連綿と刻まれている。鎌倉に今も息づく朽ち果てることのない信仰の道をたどる。広範囲にわたる地道な調査をへて鎌倉の各寺・各所に佇む数多の地蔵菩薩を一冊にまとめた著者の集大成。歴史の重層的な重なりをとらえ、より深い歴史散策へ誘う―。
目次
禅宗寺院の多い山ノ内を歩む
扇ヶ谷の古刹を歩む
鎌倉の中心地(小町・西御門・二階堂)を歩む
金沢街道(浄明寺・十二所)を歩む
極楽寺坂周辺を歩む
大町大路を歩む
材木座を歩む
由比ヶ浜大通りを歩む
大船・今泉・岩瀬を歩む
山崎・台を歩む
後北条の里(岡本・玉縄・植木・城廻・関谷)を歩む
手広・鎌倉山・深沢地区(上町屋・梶原・常盤)を歩む
腰越を歩む
衣張山遊歩道から名越切通を歩む
天園ハイキングコースを歩む
番外
著者等紹介
山越実[ヤマコシミノル]
昭和23年(1948)9月:静岡県に生まれる。昭和46年(1971)4月:株式会社日立製作所入社。コンピュータ事業部を経てビジネスソリューション事業部主管技師。趣味は読書、史跡めぐり、古寺巡礼や仏像観賞を通じ、郷土の歴史を調査する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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