中也ノオト―私と中原中也

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774002439
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0095

内容説明

30歳の中也へ。94歳の元編集者が捧げる追憶の書。

目次

アルバム 中也三十年
中也追憶(「山羊の歌」のこと;「『山羊の歌』のこと」補記;「山羊の歌」出版のころ;鎌倉と中原中也;みつばのおしたし)
小詩集 中也十篇(サーカス;朝の歌;汚れつちまつた悲しみに…;雪の宵;生ひ立ちの歌;骨;一つのメルヘン;また来ん春…;春日狂想;夏の世の博覧会はかなしからずや)

著者等紹介

野々上慶一[ノノガミケイイチ]
明治42年(1909)下関生まれ。昭和6年(1931)、東京・本郷の東大そばに新刊本兼古本を扱う文圃堂書店を開業。出版にもたずさわり「山羊の歌」(中原中也)や初めての「宮沢賢治全集」を刊行。昭和9年(1934)には、第2次「文学界」の発行元となった。小林秀雄ら文士たちと深く親交を結んだ
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感想・レビュー

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まゆまゆ

19
中也の詩集、「山羊の歌」の出版に関わり、交流もあった野々上慶一さんが、中也を回想して書いたもの。巻頭に写真がいくつか載っていて、中には、泰子を巡って中也と地獄の三角関係に陥った小林秀雄氏のものも。イケメン(笑)それでも友達でいたっていうんだから何か凄いなあ…野々上さんが中也と初めて会った時の事や、酒の席での醜態(笑)の様子など興味深いエピソードがたくさんありました。それにしても、友達に恋人を奪われ、可愛がっていた息子をたった2年で病気で亡くし、自分も病気になってそのまま…なんて切ない人生だろうか…(泣)2016/06/13

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